カミツキガメ

特定外来生物

- 咬みつきに要注意、長寿で大型化するカメ -

分類

爬虫類

科名

カミツキガメ科

学名

Chelydra serpentina

形態的特性

成長すると背甲長（背中側の甲羅の縦の長さ）約50cm、体重は30kgに達します。甲羅の後縁はギザギザしており、腹側の甲羅は十字型をしています。

原産地

カナダ南部を含む北アメリカから南アメリカ北部

侵入経緯と国内の分布

かつて、ペット用に大量に輸入され、安価で販売されていました。大型に成長するなどして飼育できなくなったものが捨てられ、野外で確認されることがあり、千葉県印旛沼では定着が確認されています。

石川県内の分布

県内では散発的に数例確認されていますが、いずれも駆除されており、定着はしていないものと思われます。

影響・被害

陸にいる個体は攻撃的で、特に大型の個体にかまれた場合には大けがをするおそれがあります。

また、定着した場合は、現地の魚類や両生類等に大きな影響を及ぼす可能性があります。その他、漁具の破損や漁獲物を食害することが懸念されます。

県民のみなさまへのお願い

目撃情報などがありましたら、県や市町にお知らせいただくようお願いします。危険ですので、見つけても不用意に近づいたりさわったりしないようにお願いします。

 

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