緊急情報

閉じる

現在、情報はありません。

印刷

更新日:2018年1月16日

ここから本文です。

アレチウリ

特定外来生物

- 夏の間だけ姿を見せ、一面を覆いつくしてしまう -

アレチウリ

分類

科名

リ科

学名

Sicyos angulatus Linn.

形態的特性

数メートル~10数メートルの長さになるつる状の一年生草本です。果実には鋭い棘を密生します。種子はカボチャの種に似ています。

繁殖方法

8~10月に開花したあとたくさんの種子をつけ、枯れてしまいます。繁殖は種子によります。種子は水によって運ばれたり、土ごと運ばれたりして分布を拡大します。地面に落ちた種子は埋土種子集団(土壌中に発芽せずに生存し続ける種子の集まりのこと。刺激を受けて発芽します。)をつくります。

原産地

侵入経緯と国内の分布

本には1952年に静岡県清水港で確認され、その後全国に分布を広げています。

石川県内の分布

種は、荒地や土手、特に河原の肥沃地を好んで生育・群生し、能登から加賀まで広く分布しており、犀川や梯川の下流域等で確認されています。

影響・被害

種は他の植物に覆い被さり、被陰することによってそれらの成長を阻害するなど、植物の多様性に悪影響を及ぼす存在となっています。また、畑などの耕作地にも侵入し、作物に被害を与える場合もあります。

県民のみなさまへのお願い

アレチウリの種子を撒いたり、許可なく育てたりすることは法律で禁止されています。夏に繁茂した後、秋にはたくさんの種をつけます。刈り取ったつもりで周りに撒いてしまわないよう、刈取り作業は結実前にすますか、結実後に刈り取った後は種が飛散しないよう、注意してください。

レチウリは秋には枯れてしまいますが、生えていた場所の土にはたくさんの種が含まれています。土の移動により、種子を広く撒いてしまわないよう、注意してください。

 アレチウリは、生きたまま移動させる、保管するなどの行為が禁止されています。処理する際は、刈り取ったその場で2~3日天日にさらして枯死させた後に、各自治体のゴミ分別方法に従って処分してください。

ページの先頭へ戻る

 

お問い合わせ

所属課:生活環境部自然環境課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1476

ファクス番号:076-225-1479

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報はお役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?