ホーム > エイズについて
ここから本文です。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染することによっておこる病気です。
HIVに感染すると、数週間以内にインフルエンザに似た症状が出ることがありますが、その後、自覚症状のない時期(無症候期)が数年から10年以上続き、さらに進行すると、病気とたたかう抵抗力(免疫)が低下し、本来なら自分の力でおさえることのできる病気(日和見感染症とよばれる)などを発症するようになってしまいます。この状態がエイズです。
日本のHIV感染者とエイズ患者の累計は21,000人を超え、毎日約4人の新たなHIV感染者が報告されています。
1 性行為による感染
性行為による感染は最も多く8割以上です。HIVは主に血液や精液、膣分泌液に多く含まれています。HIVは感染者の血液・精液・膣分泌液から、その性行為の相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口を通ってうつります。ですから、性行為におけるコンドームの正しい使用は、エイズや他の性感染症予防にとって有効な手段です。
2 血液を介しての感染
HIVが存在する血液の輸血や、覚せい剤などの依存性薬物の“回しうち”による注射器具の共用などによって感染します。なお、血液凝固因子製剤については加熱処理が行われているので、現在の血液製剤で感染する心配はありません。
3 母親から赤ちゃんへの母子感染
母親がHIVに感染している場合、妊娠中や出産時に赤ちゃんに感染することがあります。母乳による感染の例もあります。日本では、お母さんがHIVの治療薬を飲むことや母乳を与えないことで、赤ちゃんへの感染をほぼ抑えることができます。
いまのところ、からだの中にいるHIVを完全に取り除く治療法はありません。しかし、エイズへの進行を抑えることはできます。早期にHIV感染を発見し、適切な時期に治療を開始することで、今では感染者の多くが治療を受けながら地域で生活を送っています。
名前や住所を知らせず、無料で検査を受けることができます。事前に予約が必要です。
*HIV感染が疑われる機会があった日から3ヵ月経ってから検査をすることをお勧めします。
保健所や病院などでも検査を受けることができます。
HIV感染に不安をお持ちの方は、あなた自身と、大切な方のためにも、
まず検査を受けましょう!!
関連リンク
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す