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現在の石川県加賀市山中温泉九谷町の地名である「九谷」が、なぜ大樋焼を除く加賀のやきものの代名詞となったのでしょうか。それは、主に殖産興業の観点から、近代の窯業地加賀にとって、古九谷が必要とされた由緒であったからです。それは近代の京都において、粟田口、五条坂を包括する「京焼」の概念が求められ、野々村仁清を京焼の祖とする語りが登場し、清水が京都のやきものの代名詞となったのと同様です。
本講演では「九谷」の原点である古九谷についての見直しを含め、九谷焼の歴史について考察します。
名称 |
石川県立歴史博物館 |
---|---|
住所 |
石川県金沢市出羽町3-1 |
電話番号 |
0762623417 |
ホームページ |
50名(要申込・応募多数の場合は抽選)
令和7年度秋季特別展「花開く九谷―19世紀加賀藩のやきもの生産ブームー」記念講演会
テーマ:ブランドイメージとしての《九谷》の成立
講師:今井 敦 氏(東京国立博物館 特任研究員)
聴講無料
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