石川県食品の有効活用の推進に関する条例
制定の目的
食品の有効活用は、家計の負担や地方公共団体の財政支出の軽減につながるとともに、食品の生産、流通及び廃棄に関わるエネルギー、労働力等の無駄を削減することができ、その結果、温室効果ガスの排出量の削減による気候変動の抑制や生物多様性の保全等にも貢献するものです。本条例では、食品の有効活用に関し、県の責務並びに市町や食品関連事業者、消費者の役割を明らかにするとともに、食品の有効活用に関する施策の基本となる事項を定めることにより、当該施策を総合的に推進し、持続可能な社会の構築に寄与することを目的としています。
制定までの経過
政策調査会(計4回)及び同調査会検討委員会(計7回)において検討・協議を重ね、パブリックコメントを経た上で、令和7年9月30日に上程。同日、全会一致により可決・成立し、同年10月3日に公布・施行されました。
条例の内容
石川県食品の有効活用の推進に関する条例本文(PDF:141KB)