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犀川水系では、利用できる河川水は十分あるのですか?また、貯留施設として犀川ダムと内川ダムが有りますが、10年確率の渇水に対しては十分なのですか?
河川の流量は気候や降水量により大きく左右されます。北陸地方は一般に1年間のうち冬期、梅雨期、台風期の降水量が多く、年間を通じて比較的流量は豊富ですが、7月から9月頃にかけて晴天が続くと、水量が減少して渇水となります。
犀川・内川ダム建設時には10年確率の渇水に対応できるよう計画されましたが、近年、気象の変化の度合いが激しくなってきていることや、犀川中流部の桜橋上流にある三箇用水堰から伏見川合流点の区間では、平成6年に鞍月用水の取水が停止するなど、毎年のように河川の流水が枯渇しています。
これについて、至近のデータにより計算・再評価を行うと、犀川ダム、内川ダムでは農業用水等取水のための容量は確保されていますが、河川維持流量を確保するための容量はほとんど確保されていないこともあり、3年確率程度の安全度しかないという結果となっています。
これらのことから、犀川において流水の正常な機能を維持するために、正常流量を確保しなければならないと考えています。
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