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計画降雨とは何ですか?
計画降雨とは、その流域の河川計画立案に使われる計画上の降雨をいい。その降雨量は確率計算により求める方法が一般的です。
犀川では確率計算により概ね100年に1回程度発生する降雨である314mm/2日を求め、これを計画降雨量としています。
また、時間経過とともに降雨量がどのように変化するかを図化したものを、降雨パターンと呼びます。同じ量の雨が降っても、雨の降り方によって流出してくる洪水のピーク流量は大きく違ってきます。例えば、短時間に雨が集中すれば、流出してくる洪水のピーク流量は大きくなります。したがって、降雨パターンは洪水の解析では重要な因子です。
洪水流出解析では、過去に実際降った大きな雨の記録を基に、それを計画降雨量までに引き伸ばして、流出解析を行います。いくつもの降雨パターンを検討する中で、実際起こるとは考えにくいもの(短時間に降る雨の量が確率的に異常に大きすぎるもの)を除外し、流出解析結果が最大となる降雨パターンを計画降雨(犀川の場合は平成7年8月30日型)としています。
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