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ダム等の貯留施設を計画する場合の利水計画は、どのように立てられるのですか?
利水計画を立てるに当たっては、まず、過去の10カ年以上の河川の流量データと雨量データを収集します。一方で、農業用水、上水道用水、工業用水、発電など河川やダムから取水される水利用の実態(場所や期間別の必要水量など)を調査します。また、河川維持流量を基準となる地点で定めます。
これに基づき、ダム等の貯留施設や各用水の取水地点、利水計画上基準となる地点において、自然の状態で流れている流量とその地点で必要とされている流量を求めることで過不足量を算定し、これを満足するようにダム等の貯留施設の必要容量を算定します。
例えば、ある基準点での自然流量が10m3/sで、その地点から下流での必要水量が11m3/sとすれば、不足水量は1m3/sであり、一日の必要容量に換算すると86,400m3(一日は86,400秒)となります。
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