ホーム > くらし・環境 > 自然 > 生物多様性 > 県庁舎で営巣しているハヤブサについて > 平成29年 県庁舎で営巣しているハヤブサのヒナの巣立ちについて
ここから本文です。
平成29年は、3月22日(水曜日)に5個の産卵を確認し、4月24日(月曜日)には5個全てが、ふ化したことを確認しました。
2年連続で5個の産卵、5羽のヒナが誕生したのは、全国的にも稀なことです。※通常は、3~4個の産卵
ふ化後も、窓のブラインドを下ろし刺激を与えないように気を付けるなど、ヒナの成長を見守ってきました。
親鳥は、1日に何度もヒナたちに餌を与えており、ヒナたちは5羽とも、すくすくと成長しています。
6月2日(金曜日)までに、全てのヒナの巣立ちが確認されました。
なお、ヒナ保護の観点から、営巣場所などは非公開とさせていただきます。
ヒナは、ずいぶん大きくなり、間もなく巣立ちの時期を迎えます。
ハヤブサのヒナ(平成29年5月29日撮影)
ヒナにカメラを向けると、好奇心があるのか、レンズの方を向いてくれます。
ハヤブサのヒナ(平成29年5月30日撮影)
巣立ちをしたものの、ヒナはまだ、うまく飛ぶことができないので、庁舎の建物の周りでうろうろしていることも。職員が捕獲して安全な場所に移動させています。このヒナの体重は、およそ900gでした。
県庁の玄関付近で捕獲されたハヤブサのヒナ(平成29年6月1日撮影)
巣立ちしたヒナの飛び立つ様子を動画に収めることができました。まだ、飛び立つまでの動作がぎこちない感じです。これから、もっと練習すると、うまく飛べるようになってきます。
石川県庁で生まれ、巣立ったヒナ(YouTube)(平成29年6月2日撮影、動画 約50秒)
まだ幼い感じもありますが、精悍なその姿は、まさにハヤブサです!
ハヤブサのヒナ(平成29年6月3日撮影)
ハヤブサのヒナ(平成29年6月3日撮影)
ヒナを見守るハヤブサの親(平成29年6月3日撮影)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す