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麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しん含有ワクチン(主に接種されているのは、MR(麻しん風しん混合)ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が麻しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで免疫が増強され、1回の接種では免疫が付かなかった5%未満の人に免疫をつけることができます。
《定期接種の対象》第1期:1歳~2歳の誕生日の前日、第2期:小学校就学前の1年間
1歳児(第1期)と、小学校入学前1年間の幼児(第2期)は、予防接種法に基づく定期予防接種を受けることができます。対象年齢に該当するお子さんは、できるだけ早く予防接種を受けましょう。詳しくは、お住まいの市町にお問い合わせください。
任意接種(費用は自己負担)で受けることができます。麻しんにかかったことがない、ワクチンを接種したことがあるか分からない場合は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
幼児、児童、体力の弱い者などの麻しんに罹患すると重症化しやすい者と接する機会が多い施設は、職員等の罹患歴及び予防接種歴を確認し、未罹患であり、かつ、麻しんの予防接種を必要回数である2回接種していない場合には、予防接種を十分検討する必要があります。
《対象施設》医療機関、児童福祉施設等、学校等(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、高等専門学校、専修学校及び各種学校)
「石川県麻しん対策マニュアル」に基づき、予防接種の推進にご協力いただきますようお願いします。
石川県麻しん対策マニュアル(PDF:3,109KB)(R5.7改正)
麻しんの予防接種の推奨の周知について(協力依頼)(厚生労働省)(外部リンク)
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方(国立感染症研究所疫学センター)(外部リンク)
医療機関での麻しん対策ガイドライン(第七版)(国立感染症研究所疫学センター)(外部リンク)
保育所における感染症対策ガイドライン(厚生労働省)(外部リンク)
学校における麻しん対策ガイドライン第二版(作成:国立感染症研究所疫学センター、監修:文部科学省、厚生労働省)(外部リンク)
麻しんを疑う症状が出現した場合は、感染拡大を防ぐため、必ず事前に医療機関に電話をして、麻しんの疑いがあることを伝えたうえで、速やかに医療機関を受診してください。
厚生労働省ホームページ麻しん(はしか)に対するQ&A(外部リンク)
相談は、最寄りの保健所にご相談ください。
保健所名 | 住所 | 電話番号 | 担当地域 |
南加賀保健福祉センター(保健所) | 小松市園町ヌ48 | 0761-22-0796 | 小松市、加賀市、能美市、川北町 |
石川中央保健福祉センター(保健所) | 白山市馬場2丁目7番地 | 076-275-2250 | 白山市、野々市市、かほく市、津幡町、内灘町 |
能登中部保健福祉センター(保健所) | 七尾市本府27番地9 | 0767-53-2482 | 七尾市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町 |
能登北部保健福祉センター(保健所) | 輪島市鳳至町畠田102番地4 | 0768-22-2011 | 輪島市、珠洲市、穴水町、能登町 |
金沢市保健所 | 金沢市西念3丁目4-25 | 076-234-5116 | 金沢市 |
発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、麻しんの予防接種歴や海外渡航歴及び国内旅行歴の確認など、麻しんを念頭においた診療を行っていただくとともに、臨床症状から麻しんと診断した場合は、速やかに最寄りの保健所へご連絡いただきますようお願いします。
麻しんを疑う患者を診察した際は、個室管理を行う等、麻しんの感染力の強さを踏まえた院内感染対策を実施してください。
麻しんは感染症法に基づく5類感染症に規定されており、直ちに最寄りの保健所へ届出が必要です。
石川県では、麻しん対策の効果的な取り組みを促進するため、関係機関の役割等を記載した「石川県麻しん対策マニュアル」を作成しました。本マニュアルに基づき、麻しん対策の実施にご協力いただきますようお願いします。
(参考)
平成27年3月27日付けで、世界保健機関西太平洋地域事務局により、日本が麻しんの排除状態(※)にあると認定されました。
しかし、その後も、渡航歴のある患者等の発生が全国で散見されています。
※麻しんの排除認定基準 : 適切なサーベイランス制度の下、土着株による麻しんの感染が3年間確認されないこと、または遺伝子型の解析によりそのことが示唆されること
麻しん流行国の情報は、厚生労働省検疫所FORTHホームページ(外部リンク)をご参照ください。
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