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風しん含有ワクチン(主に接種されているのは、MR(麻しん風しん混合)ワクチン)を接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで免疫が増強され、1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
《定期接種の対象》第1期:1歳~2歳の誕生日の前日、第2期:小学校就学前の1年間
1歳児(第1期)と、小学校入学前1年間の幼児(第2期)は、予防接種法に基づく定期予防接種を受けることができます。対象年齢に該当するお子さんは、できるだけ早く予防接種を受けましょう。詳しくは、お住まいの市町にお問い合わせください。
任意接種(費用は自己負担)で受けることができます。風しんにかかったことがない、ワクチンを接種したことがあるか分からない場合は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
妊娠を希望する女性は、風しんの抗体検査や予防接種を受けることをお勧めします。
妊娠を希望する女性および妊娠する可能性の高い女性の配偶者、同居者等は、風しんの抗体検査や予防接種を受けることをお勧めします。 30代から50代の男性の方については、風しんの抗体価が低い方が2割程度存在していることが分かっています。
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんにかかると、出生児に白内障、先天性心疾患、難聴等の症状(先天性風しん症候群)が生じることがあります。
妊婦は予防接種を受けられないため、妊娠初期の方は、なるべく人混みに出かけるのを避けましょう。
妊婦の同居家族の方は、風しん抗体検査で十分な量の抗体があるか確認することができます。十分な量の抗体がない場合は、予防接種を検討ください。
妊娠を希望する女性や、抗体価が低い妊婦の配偶者などは、抗体検査を受けてみて、抗体が十分にあるか確認することができます。
県内に居住する方で以下に該当する方は、無料で抗体検査を受けることができます。
詳しくは、風しん抗体検査事業をご覧ください。
2025年3月31日までの間に限り、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(対象世代の男性)が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。
詳しくは、厚生労働省のホームページ「風しんの追加的対策について」(外部リンク)をご覧ください。
風しんのの発生状況は、下記のホームページをご覧ください。
発熱や発疹等の風しんを疑う症状が出現した場合は、必ず事前に医療機関に連絡の上、速やかに受診してください。
受診の際は、マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けてください。
相談は、最寄りの保健所にご相談ください。
保健所名 | 住所 | 電話番号 | 担当市町 |
南加賀保健福祉センター(保健所) | 小松市園町ヌ48 | 0761-22-0796 | 小松市、加賀市、能美市、川北町 |
石川中央保健福祉センター(保健所) | 白山市馬場2丁目7番地 | 076-275-2250 | 白山市、野々市市、かほく市、津幡町、内灘町 |
能登中部保健福祉センター(保健所) | 七尾市本府中町ソ27番9 | 0767-53-2482 | 七尾市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町 |
能登北部保健福祉センター(保健所) | 輪島市鳳至町畠田102番地4 | 0768-22-2011 | 輪島市、珠洲市、穴水町、能登町 |
金沢市保健所 | 金沢市西念3丁目4-25 | 076-234-5116 | 金沢市 |
発熱や発疹を呈する患者が受診した際は、風しんの罹患歴、予防接種歴、海外渡航歴及び国内旅行歴の確認など、風しんを意識した診療を行ってください。
風しん患者を診断後は、直ちに最寄りの保健所に届出いただくとともに、原則ウイルス遺伝子検査(PCR)を全例実施する等、感染拡大防止にご協力願います。
臨床症状から風しんを疑った場合は、速やかに最寄りの保健所へご連絡ください。
(参考)風しん届出基準(厚生労働省)(外部リンク)
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