ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > ブナオ山観察舎 > ブナオ山観察舎 トピック(令和元年11月20日~30日)
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土を掘り返し食事をするのはイノシシ、双眼鏡でもはっきりわかる立派な白い牙、オスの成獣のようです。
モリモリ食べるイノシシ(令和元年11月21日)
イノシシの食事風景動画(YouTube)(令和元年11月21日)
イノシシと違い、カモシカは土を掘り起こすことはほとんどなく、地上の葉などを食べます。のんびりむしゃむしゃ…どことなくのどかな印象ですね。ところでここ数日、2頭のカモシカがたびたび寄り添う様子がみられます。通常親子(母子)以外は単独行動をするのですが、この2頭の関係は如何に?
2頭のカモシカ(令和元年11月21日)
食事するカモシカの動画(YouTube)(令和元年11月30日)
今年は相次いで人里でクマが目撃されました。クマのエサとなるブナやミズナラが不作で、山で十分食事が採れないことも一因と言われています。さぞかし痩せているのでは・・・?と心配しましたが、ブナオ山斜面に現れたクマは丸々とした体つき・・・。11月28日の観察を最後に姿を消しました。
冬眠前のクマ(令和元年11月28日)
重たそうなお腹(令和元年11月28日)
窓の外からかわいらしい鳴き声が聞こえ始めるとシャッターチャンス!何種類もの小鳥たちを観察できます。ここ数日アオゲラが毎日のように訪れ、周囲の木の実や樹皮の下にいる虫を食べる様子が見られました。なんと、首が180度も動く??狙った獲物を逃さないよう、アオゲラも必死です!
ゴジュウカラ(左)とヤマガラ(右)(令和元年11月26日)
アオゲラ(令和元年11月20日)
首をひねるアオゲラ(令和元年11月27日)
大人気のイヌワシ、開館初日に2羽が空を舞いました。
イヌワシのつがい(令和元年11月20日)
白地に黒の水玉模様、翅の下は朱色の胴体。なんて派手な蛾だろう…と思ったら、蛾ではなく「シタベニハゴロモ」という昆虫でした。実は彼らは外来生物で、石川県では10年前に初めて確認されてから、徐々に生息域が拡大しているようです。庭や公園に植えられるニワウルシやセンダンといった樹木に住み着くようですが、観察舎周辺にはそれらの木はありません。誰かに運ばれてきたのでしょうか?
シタベニハゴロモ(令和元年11月25日)
羽根を開くと鮮やかな紅色(令和元年11月25日)
夜の間にどんな動物たちが走り回っていたのでしょう?雪の日の朝は、足跡を見つけるのが楽しみです。うっすら積もったこの日は3種類の足跡。尻尾をひきずるのはネズミ、前脚をたてにそろえてケンケンパのような跡を残すのはウサギ、親指をぐっと広げて歩くのはサルです。
ネズミの足跡(令和元年11月30日)
ウサギの足跡(令和元年11月30日)
サルの足跡(令和元年11月30日)
観察舎周辺にある木の実で遊んでみませんか?無料です、お楽しみください。
クラフト作品(令和元年11月30日)
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