ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > ブナオ山観察舎 > ブナオ山観察舎 トピック(平成31年3月1日~10日)
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シジュウカラやコガラ、ヒガラなど、小さな鳥たちが観察舎の周りを飛び交いますが、動きが早くなかなか写真に収められません。この日はモズが近くのホオノキに止まり、珍しくポーズをとってくれました。
ホオノキにとまるモズ♀(平成31年3月1日)
ツタウルシは、人はかぶれやすく触るのはご法度です。サルは冬の間、この蔓の皮も食べているのですが、かゆくならないのでしょうか?
ツタウルシを食べるサル(平成31年3月1日)
ツタウルシを食べるサルの動画(平成31年3月1日)(YouTube)
雪のない斜面、地面と似たような体色のカモシカを見つけるのは至難の業です。観察しやすいナバタにはまだ餌になるものがなく、すたすたと通過してしまうので、ゆっくり見ることも難しいのです。ナバタの草花をゆっくり食む、悠々とした姿を早くみたいですね。
茶色い地面と同じ色のカモシカ(平成31年3月5日)
1月2月は2回ずつ、3月に入り5回、冬眠穴から出て枯れ葉や草を持ち帰るクマの姿を観察しました。ただし、同じ個体1頭のみです。なぜこのクマだけが出てくるのか不思議ですし、巣穴に持ち帰った枯草は何に使うのか?とても気になります。
穴から顔をのぞかせるクマ(平成31年3月9日)
春に観察舎を訪れた方は、まず窓枠のカメムシの集団に驚かれます。寒い冬は建物の隙間で冬眠しているのだと思いますが、こんなにたくさんのカメムシがどこにいたのだろう?と思うくらいの数です。観察舎には3種類のカメムシがいますが、鋭い口先で獲物を刺すのは「オオトビサシガメ」というやや大きめの虫です。この日は、カメムシの仲間、クサギカメムシやスコットカメムシに襲いかかっていました。
オオトビサシガメに襲われるクサギカメムシ(平成31年3月9日)
オオトビサシガメに襲われるスコットカメムシ(平成31年3月10日)
観察舎周辺の今後の積雪が見込めないため、今年度のかんじきハイクは終了いたしました。期間中は、多くの方々と自然観察しながらのハイクを楽しむことができました。来年も楽しみにしています。
何が見えるのかな(平成31年3月3日)
職員の解説を聞きながら歩く(平成31年3月3日)
随時お楽しみいただけます。
(平成31年3月3日)
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