ホーム > 教育・子育て > 教育・学校 > 小・中・高校、特別支援学校 > 第51回全国高等学校総合文化祭(2027いしかわ総文)
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令和9年の夏に、高校生による芸術文化の祭典「全国高等学校総合文化祭」が石川県で開催されます。
この大会では、全国や海外から約2万人の高校生が参加し、22の部門で発表、展示、競技が繰り広げられます。
お知らせ
文化庁、(公社)全国高等学校文化連盟、石川県、石川県教育委員会、県内開催市町、同教育委員会、石川県高等学校文化連盟
令和9年7月下旬~8月上旬
開会行事 |
総合開会式、パレード |
部門別事業 |
舞台発表、展示発表、巡検研修、開閉会式等 |
【規定部門(19部門)】全ての大会で実施する部門 演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、 |
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【協賛部門(3部門)】開催地で内容を検討し、実施する部門 茶道、郷土研究、軽音楽 <<開催部門紹介を見る |
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国際交流事業 |
開催地高校生と海外高校生との文化交流 |
彩 る 参加者一人ひとりの多彩な個性が輝く大会
もてなす 「ありがとう」の思いを持ってつくる大会
結 ぶ 参加する人全員で絆を結び高め合える大会
加賀友禅や九谷焼、輪島塗などに象徴される華やかさと、自然豊かな土地に根付いたあたたかさが調和する地、石川。個性豊かな全国の高校生がここに集い、手を取り合って「文化の祭典」を開催します。
先輩たちが育んできた、目標に向かって努力する心と表現することの喜びを受け継ぎ、一人ひとりが輝く全国高等学校総合文化祭を目指します。
はじけろ創造 彩れ未来 いざ百万石の地へ
<作者のコメント>(石川県立金沢向陽高等学校 3年 髙田 優月さん)
輪島塗や加賀友禅などに代表される職人の繊細な“技”で作られ彩られた工芸と、現代を生きる高校生たちの柔らかな感受性から創られていくたくさんの色にあふれた鮮やかな未来とをなぞらえて考えました。何ものにもとらわれることなく、自由に全力で青春を謳歌しようという思いが、新たな創造への一歩になってほしいという願いを込めました。
2027いしかわ総文(にーまるにーなないしかわそうぶん)
「2027」の「0」を「まる」と読むことで、大会基本方針の「結ぶ」を連想させ、参加する人全員で絆を結び高め合える大会を目指すという思いを込めました。
※閲覧する環境により、実際の色味と異なる場合がございますので、ご了承ください。
朱 色 石川の工芸品である漆器
金 色 石川の工芸品である金箔
若草色 石川の夏(大会時期)の田園風景
水縹色 霊峰白山の雪解け水が日本海に注ぐ水のめぐり
墨 色 「天下の書府」と言われた加賀藩の書
石川の文化・芸術を連想させる「朱色」「金色」、石川の自然を連想させる「若草色」「水縹(みはなだ)色」、これらを繋ぎ引き立てる「墨色」の5色をイメージカラーとして考えました。
<作者のコメント>(石川県立工業高等学校 1年 村田 すみれさん)
私は工芸科の生徒として石川県の伝統や伝統工芸がこれからも守り続けていけるようにという願いを込めてこの絵を描きました。大会のテーマに沿って、中央の少女が大会イメージカラーの筆で「未来」を彩っているような構図にしました。背景には輪島の白米千枚田や日本海、白山といった石川県自慢の美しい風景が広がっています。芸術やその他様々な文化と石川県の伝統が創造の羽を広げ羽ばたいていけるような「未来」につながる「2027いしかわ総文」にしていきたいと思います。
<作者のコメント>(石川県立金沢中央高等学校 4年 橋本 ちひろさん)
加賀百万石を築いた前田利家をテーマとしている。槍の名手であり、派手好きだったと言われているため、槍や兜に特徴を持たせた。槍は石川県の形をモチーフに、兜は前田利家のナマズの兜に、石川県の県鳥イヌワシをあしらった。鎧の胸元には、伝統工芸品である加賀友禅の模様、足は鼓門をイメージしており、兜には前田家の家紋である梅鉢紋を入れた。
<作者のコメント>(石川県立工業高等学校 1年 才田 遥菜さん)
石川の伝統工芸品の加賀水引をモチーフにした。色はめでたいイメージがあり、輪島塗を連想することのできる朱と金箔をイメージして金にした。