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高校演劇は高校生が作る舞台芸術です。キャストが作品を演じるのはもちろんですが、脚本創作、演出、舞台美術(装置・照明効果・音響効果)という活動もあります。
これらが一つの作品となって、観客と「今、ここ」を共有するのが演劇の楽しさです。
全国高等学校総合文化祭では、コンクール形式で全国10ブロックの代表12校が60分の作品を上演します。
優秀な成績を収めた4校は、8月頃に国立劇場で行われる全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演に推薦されます。
各ブロックからは生徒講評委員も選ばれ、演劇を通じて何を伝えたかったのか、演出効果で工夫していた点など、熱い公開講評を繰り広げます。
舞台上のキャストに限らず、音響や照明のプランや操作、衣装や装置の作成など、多様な役割の人々が集まって一つの作品が完成する面白さがあります。
学校の枠を越え、生徒が中心となって運営を行うため、自分で考えて行動する主体性が身につきます。普通ではできない経験がたくさんできることが演劇の一番の魅力であり、やりがいです。
声はもちろん、性格も曲の感じ方も一人一人違う私たちが 1 つになり、美しいハーモニーを奏でます。
自分たちが表現したい音楽を演奏できたとき、観客の方と合唱を通して繋がったときの喜びと感動は、何事にも代えがたいものです。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県の代表生徒達が、お互いの日々の練習成果を披露します。
金賞を目指して発表する合唱コンクールとは異なった雰囲気の中で、会場全体が一体となって合唱を楽しみます。
それぞれの異なる声が重なり合い、美しいハーモニーが生まれた時には、なんともいえない喜びとやりがいを感じられます。
特別な道具を使わないからこそ、それぞれの団体が音色や表現に工夫を凝らし、特色溢れる演奏を楽しめることが魅力です。
金管楽器や木管楽器に加え、打楽器や一部の弦楽器が協力し合って演奏することで、一つの楽曲を完成させます。
一人一人に役割が与えられるため、舞台上では全員が主役になれます。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県の代表校が、1団体12分間以内という制限時間の中で、金賞を目指して発表するコンクールとは異なり、観客の方を楽しませるように工夫を凝らしたパフォーマンスと個性豊かな演奏を披露します。
演奏する曲のジャンルは、クラシックからポップスまで様々です。また、楽器編成も多様なため、どの楽器も輝くことができます。
全員で一つの音楽を創りあげるときの達成感や一体感、感動は他では味わえません。
弦楽合奏やフル編成の管弦楽合奏、ギターやマンドリン、ハンドベルの合奏、さらには本格的なJazzまで演奏したり、多種多様なジャンル、演奏形態が集い、演奏します。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県から推薦された高校生の団体が、12分間の中で、参加する団体の個性と、その楽器本来の持ち味を存分に生かした、多彩な音楽を披露します。
ハンドベルは、様々な演奏方法があり、演奏方法や力の込め方によって音が変わります。
また、曲を演奏し終わった後の達成感や、部員全員で一つの曲を演奏する楽しさも魅力であり、やりがいとなっています。
箏(こと)や十七絃(じゅうしちげん)、三絃(さんげん)、尺八(しゃくはち)など、日本の伝統楽器を演奏します。
舞台上に指揮者がいない中、自分たちで呼吸を合わせて、多彩な音色で曲を作り上げます。
全国高等学校総合文化祭では、箏や十七絃、三絃、尺八などの楽器を9分間以内の時間の中で演奏するコンクール形式の大会です。
上位4団体は、8月頃に国立劇場で行われる全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演に推薦されます。
箏の演奏では、各パートごとの音の重なりを感じながら演奏することで、一体感がうまれ、メンバーとの絆が深まります。
また、日本の伝統的な音楽との関わりを持つことで、日本の歴史や文化への親しみを育むことができます。
漢詩や和歌のほか俳句や現代詩など、詩の型に捉われず、さまざまな詩に節をつけて詠う「吟詠」、吟詠に合わせて刀を用いて力強く舞う「剣舞」と扇を用いて優雅に舞う「詩舞」の総称で、日本の伝統芸道のひとつです。
また、書道や生け花と吟詠を合わせて行う「書道吟」「華道吟」など、他部門とのコラボレーションもおこなわれています。
全国高等学校総合文化祭では、吟詠、剣詩舞、構成吟(書道吟、華道吟等を含む)の部門に分かれ、披露します。
吟詠剣詩舞は、全国的に活動数が少ないため、高校単位ではなく、各都道府県で団体を組んで出場することもあります。
吟詠は、詩の型に捉われず、さまざまな詩に節をつけて詠うことで、作者の気持ちをいかに表現するか考え工夫するところに、味わい深さがあります。
剣舞は、古武道の型を尊重した動きに特徴があり、刀の差し方や斬り方、構え方といった基本動作に剣術や居合術などの刀法、礼法の影響を受けています。
詩舞は「詩を聞かせ、そして舞う」といわれ、吟と舞が一体となった演出が見どころです。
郷土芸能とは、郷土の行事の中に伝承されてきた民間の芸能をいいます。農村の祭りや神社の行事という形で、そこに住む人々の生活、習俗、信仰と深く結びついており、その歴史は古いものがあります。
地芝居や人形芝居、各種神楽などの演劇・舞踊系のものと、祭囃子(まつりばやし)や民謡、和太鼓などの音楽系のものがあります。
それぞれの地域に伝承されてきた芸能を学ぶことを通して、先人たちの精神や文化を受け継ぎ、また、伝えていく活動をしています。
全国高等学校総合文化祭では、伝承芸能部門と和太鼓部門に分かれており、各地域に伝承されてきた様々な芸能をコンクール形式で披露します。
優秀な成績を収めた4校は、8月頃に国立劇場で行われる全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演に推薦されます。
和太鼓では、複数の演奏者が一つの曲を演奏するため、チームワークが重要になってきます。部員同士が息を合わせ、リズムを共有することで、一体感や結束力を高めることができます。
曲が完成した時には達成感を感じられ部員の仲も深まるので、やっていてとてもやりがいを感じます。
マーチングバンドでは、30m四方の床に5m間隔で『ポイント』と呼ばれるマークが設置されています。
そのポイントを基準に楽器を演奏しながら、様々な図形を作るように動くことで、音楽と動きの調和や技術を披露します。
バトントワリングでも、同じ演技スペースの中で、バトンの操作と身体の動きを音楽に合わせて組み合わせ、スポーツと芸術性を兼ね備えた演技を披露します。
全国高等学校総合文化祭では、マーチングバンドは入退場含めて10分以内、バトントワリングは入退場含めて5分以内という制限時間の中で、テーマ性を持たせたオリジナルショーを創り上げ、一糸乱れぬエキサイティングでワクワクさせる演奏演技を披露します。
音楽とダンスの融合と言われるマーチングは、テーマに合わせて動きがついていく統一感と団結感は、まさに芸術的な要素があります。
観客の方に、演奏を耳だけでなく目でも楽しんでもらうことが出来るため、幅広い方々に関心と興味を持ってもらえることも魅力の一つです。
絵画・版画・デザイン・工芸・彫刻・映像作品など幅広いジャンルで、高校生が「今、感じた世界」を自由に表現した作品を制作・展示・発表しています。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県から選ばれた作品を展示します。
また、全国の高校生同士が互いの展示作品を解説・鑑賞したり、開催地の伝統工芸に触れながら作品を制作することを通じて交流を深めます
自分らしさや自分が伝えたいことを自由に表現できることももちろんですが、長い時間かけて一つの作品を完成させることで、達成感を感じられるところも魅力の一つです。
また、個人制作だけではなく、共同制作も行うので、表現力を高め合って、大人数で作品を完成させることにやりがいを感じます。
古来の筆記用具である筆と墨を用いて漢字や仮名を芸術的に表現する日本の伝統文化のひとつです。古人の作品を基にして日々鍛錬し、技術向上を心がけ個々人が作品を制作しています。
また、自分たちの思いを多くの人に伝える活動として、書道パフォーマンスにも取り組んでいます。
全国高等学校総合文化祭では、漢字の書や仮名の書、漢字仮名交じりの書、篆刻、刻字など、各都道府県から選ばれた作品を展示します。
また、生徒交流会では、他県の生徒と机を囲み、開催県らしさを取り入れた小作品の制作を通じて交流を深めます。
自己の作品を個人で高めるだけでなく、仲間と講評し合ったり一つの作品を皆で仕上げたりといった人とのつながりの中で、向上する自分を発見することができます。
多忙な日々の中で忘れがちな、自己を見つめるかけがえのない機会が、書道を通して得られます。
写真作品を展示発表しています。その他にも、作品の講評会や生徒交流会を行うことで、互いの技術や表現方法を認め合い、日々の活動のにつなげています。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県から選ばれた優秀作品約300点(全紙サイズ)を展示発表します。また、審査員による講演会・講評会、県内各地での写真撮影会や生徒交流会を実施します。
写真は個人で活動する人が多いですが、カメラが大好きということは一緒です。写真を通して、友情を育む機会になるのも魅力の一つです。
また、自分が素敵だと思う瞬間をカメラで切り取ることで、写真を通じてその瞬間の気持ちを様々な人に伝えるという、素敵な体験ができます。
番組の制作や原稿の作成を通して、美しい日本語をアナウンス・朗読・ナレーションという言葉により表現します。美しい日本語の音声と映像技術を駆使して作品を制作しています。
全国高等学校総合文化祭では、「アナウンス部門」「朗読部門」「オーディオメッセージ部門」「ビデオメッセージ部門」に分かれ、各部門限られた時間の中で、地域の話題や郷土の文化などを発信します。
放送は努力が結果に繋がりやすく、練習を積み重ねれば積み重ねるほど、努力が反映されるので、やりがいを感じます。
また、他の学校同士との交流も多いため、他校の生徒とも仲良くなれます。
「手談」とも言われ、 19路×19路の碁盤上に、黒石と白石を交互に打ちながら、対局相手との盤上での会話を楽しみながら、陣地の広さを競う知的戦略ゲームです。
老若男女を問わず楽しまれており、集中力の向上と脳の活性化につながります。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県代表による男女個人戦と団体戦(男女混合3名1チーム)の3種目で、熱戦を繰り広げます。また、プロ棋士を招いて、交流対局や決勝の大盤解説も行います。
囲碁は、無限に近い手の選択肢があるため、戦略性と創造力を存分に発揮できる奥深さがあります。勝ち負けを通じて自己成長を実感でき、常に新たな挑戦が楽しめるのも魅力です。
また、対局を通じて仲間との交流や共感を深められる点も、囲碁の大きなやりがいです。
9×9のマス目が書かれた盤の上で、交互に駒を動かし、対局相手の「玉将(ぎょくしょう)」という駒を捕獲した方が勝ちというゲームです。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県の代表による男女団体戦(各3名)と男女個人戦(各2名)を行います。また、プロ棋士を招いて、交流対局や決勝の大盤解説も行います。
「よろしくお願いします」という挨拶を交わした瞬間、その場の空気がガラッと変わるところが魅力の一つです。一人一人が盤面に真剣に向き合い、時間をかけて何手も先のことまで考えて駒を動かします。互いに相手の玉将を取る、相手に勝つという気持ちが駒を打つ音にまであらわれ、迫力満点です。
また、対局後に感想戦をするのも魅力の一つです。お互いが指した手について議論し合い共に成長し高め合おうという姿が多く見られます。
弁論とは、日ごろから思索している内容を聴衆の前で披瀝(ひれき)(心の中の考えをつつみ隠さず打ち明けること)する競技です。
聴衆に感銘を与えるために、原稿内容を練り、発声活舌や抑揚など、伝えるための技を磨きます。
全国高等学校総合文化祭では、制限時間は、6分以上7分以内で、「420秒の芸術」と呼ばれています。全国の代表弁士約70名が一堂に会する全国最大の弁論大会です。
6分以上7分以内で日常生活や社会などについて、自由な立場から発表しますが、自分の意見に共感を得られることにやりがいを感じます。大会で受賞したときは自分の気持ちが伝わった嬉しさでいっぱいになります。
読手が読み上げる小倉百人一首の上の句を聞き、相手より先に畳の上に並べられた下の句の札を取ります。静寂の中、集中力を切らすことなく札を取るときの躍動感と熱気が魅力の一つです。
全国高等学校総合文化祭では、「競技の部」と「読手コンクールの部」が行われます。
「競技の部」では、1チーム8名までの選手による団体戦で競います。「読手コンクールの部」では、地区大会を勝ち抜いた優秀読手が、「競技の部」の読手を務め、審査により最優秀読手1名を決定します。
競技かるたは知力や体力、集中力など様々なスキルが必要で、「.(コンマ)1秒」を争う畳の上の格闘技とも言われています。
また、老若男女誰でも楽しむことができ、大会に出れば様々な年齢層の方と試合ができます。
また、全国高等学校総合文化祭では、各県のトップ選手と交流・試合ができることが魅力です。
学校関連記事をはじめ、社会で起きている出来事や文化、伝統、自然と暮らしなどについて様々な話題を取り上げ、取材→原稿作り→構成→校正→印刷に至るまで、限られた時間の中で行い、魅力ある新聞作成に取り組んでいます。
全国高等学校総合文化祭では、他の県から参加している生徒とチームを組み、現地に足を運び様々な取材を行い新聞を作成し、全国の仲間と交流を深めます。
また、各都道府県代表校の新聞展示を見ることで、新たな視点や伝えるための技術に触れることができます。
知りたいことや気になることを取材などを通して深く調べ、新聞にして周りに発信することができます。取材を通し人脈が広がり、記事を書くことで文章力がつくことが魅力と言えるでしょう。
散文(韻律や句法にとらわれない自由な形式で書かれた文章)、詩、短歌、俳句、文芸部誌(作品などを集め、編集した冊子)などの作品を制作し、自分の考えや思いを表現します。
全国高等学校総合文化祭では、各都道府県の代表作品を展示し、「文芸部誌」「散文」「詩」「短歌」「俳句」の5部門に分かれて、現地の文学や文化、歴史について研修を行う文学研修を行います。
また、講師の方を呼び、記念公演を通じて、文学について学びます。
一人一人が制作した散文、詩、俳句、短歌を集めて編集し、部誌を作成して交流します。
創作自体は一人でもできますが、皆で作品を批評し合ったり、各々の作品を部誌として形にしたりすることにやりがいを感じます。
実験や実習、施設見学などをとおして、科学的なものの見方や考え方を養っています。物理・化学・生物・地学などの科学研究を行い、発表会を通じて互いに刺激を受け、高めあっています。
全国高等学校総合文化祭では、物理・化学・生物・地学の4部門の口頭発表およびポスター発表で日頃の研究の成果を発表します。また、講師の記念公演を通じて、各分野の理解を深めます。
博物館などに訪問し、色々な知識を得て、より詳しく学ぶことができることが、魅力の一つです。
また、小学生を対象に実験教室を開催したときには、子供たちがとても喜んでくれて、やりがいを感じました。
日本の伝統的な様式に則り、お茶を点(た)てふるまい、おもてなしを受け、お茶をいただきます。
互いを尊重し交流する精神性や思考、茶道具を選び鑑賞する審美性、茶席の空間を楽しむための作法などが融合した総合芸術です。
全国高等学校総合文化祭では、流派を超えて全国から集まった高校生が、「和敬清寂(わけいせいじゃく)」のお茶席で「一期一会」を大切に、一服のお茶を通して交流を深めます。
また、研修会や生徒交流を通じて、茶道に対する理解を深めます。
日本文化をより深く教えていただけることや文化に触れて成長を感じられるところが魅力の一つです。
できなかったことを先生や講師の方に教えていただいて、できるようになった時はとても嬉しいです。また、部活の友達と作法が合っているか確認したり、わからないところを教え合うのも楽しいです。
郷土の歴史や文化について、テーマを決めて調査・研究を行います。どのような経緯でそうなったのか、課題は何か、課題解決に向けてどのような対策が必要なのか、インタビューや調査を通じて考えを深め発信します。
全国高等学校総合文化祭では、日頃の研究の成果を発表します。また、実際に史跡・文化施設などに足を運び、その土地の郷土の歴史や文化を学びます。
私たち石川県民は、地元「石川県」について、どれほど知っているでしょうか。
歴史や地理、文化に隠された、私たちの知らない一面を、私たちは調査・研究しています。石川県の“新たな一面”を見つけませんか。
ポップスやロック、ジャズなどのポピュラー音楽を、様々な楽器を用いて演奏します。演奏では、各バンドが持つ特性や曲調、雰囲気など豊かな個性を楽しむことができます。
全国高等学校総合文化祭では、全国から代表バンドが集い、決められた持ち時間の中で、リズム・音色・音量のアンサンブルを心掛け、迫力のあるバンド演奏を発表します。
軽音部は、文化祭や他の学校との交流会で 1年生と2年生が一緒に演奏したりするので、学年関係なく仲良くなれることが魅力だと思います。
また、入部する部員のほとんどが楽器未経験なので、同じパート同士で協力して練習したり、教えあったりして、スキルが身について行く事も魅力の一つです。
お問い合わせ
《第51回全国高等学校総合文化祭石川大会に関するお問い合わせ》
教育委員会学校指導課全国高等学校総合文化祭開催準備グループ
電話番号:076-225-1852
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