ユニホック
ユニホックとは
プラスティック製の柔らかなスティックと、プラスティック製でスピードの出にくいボールを使用し、安全性を高めたミニホッケーの一種で体育館で出来るスポーツである。ユニバーサルホッケーの略で、万人のためのスポーツとして考案された。
用具
スティック、ボール、ゴールポストなど
コート
ルール
- 6人対6人でおこなう。キーパーは置かない。
- フライングボールは手のひらに当てて「真下」に落とすことができる。
- ボールを止める際には、頭と腕以外ならどの部分を使ってもかまわない。
- 反則の度合いによって、ペナルティストロークまたはフリーストロークが相手に与えられ、特に重い反則を犯した場合はオーダーオフ(退場)が適用される。
- ペナルティストロークは、反則を犯したチームの相手側がペナルティポイント(ゴールから7m離れた地点)から一度だけシュートできる。この際他のプレイヤーはペナルティポイントから後方に2m以上離れて、ボールがゴールラインを超えるまで動いてはならない。ボールがゴールまで届かない場合はフェイスオフにより再開される。
- フリーストロークは、反則を犯したチームの相手側に自由なストロークが出来る権利が与えられる。この際直接シュートしてもかまわない。また主審の合図から3秒以内に打たなければならない。(相手方は、プレイヤーより3m以上離れていなければならない。)
- 主な反則
- 味方プレイヤーに足でボールをパスすること。(キッキング・ザ・ボール)
- ボールを操作する際にスティックのブレードを膝より上に持ち上げること。また、振り上げること。(ハイ・スティック)
- 寝そべったり、膝をついたりしてボールをパス、あるいはシュートすること。(スタンディング・ストローク)
- フライングボールを叩き落としたり、つかんだり、「前方」に落としたりすること。(ハキング・ザ・ボール)
- 相手チームのプレイヤーを押し付けたり、つまずかせたり、蹴ったり、身体でタックルなどをすること。
- ゴールポストを故意に動かすこと。
プレーの進め方
- 競技時間は前後半10分ハーフで、ハーフタイムは2分とする。
- フェイスオフにより競技を開始する。フェイスオフとはレフリーによって床上に置かれたボールを両チーム各1名のプレイヤーが、スティックを用いて取り合うことをいい。開始時の他にゲーム再開時などで行われる。
- 得点は1ゴール1得点として数える。
- 同点の場合は、5分間の延長戦を行う。それでも勝負がつかない場合は、サドンデス方式をとる。
ページの先頭へ戻る