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〈港湾課〉
輪島港は、能登半島の北部に位置し、維新当時より、北海道、九州間を往来する船舶の寄港地として港内は絶えず賑わい、大正年間には、漁港兼商港としての隆盛を目指し修築工事が行われ、昭和初期まで継続的に工事が進められました。
大正11年8月県費支弁港に編入、昭和5年11月に指定港となっています。また、能登半島外浦は航行船舶にとって能登越えの難所として知られており、避泊適地が少ないという地形的条件から昭和26年9月本県唯一の避難港に指定され、昭和28年より改修工事が始められました。その後、漁業前進基地と舳倉島への離島航路の基地及び一部避難を兼ねた港として利用されています。
現在避難泊地100haを確保し、3,000トン以下の船舶に対応出来るよう昭和53年度より第4防波堤の整備を進めています。また、漆文化と潮の香りのする国際観光都市の形成を目指して、平成5年からマリンタウンプロジェクト事業に取り組み、平成22年5月には旅客船岸壁の供用を開始し、平成27年3月29日に完成式を行いました。
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