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〈港湾課〉
金沢港は、日本海沿岸の中央部に位置し、金沢市街を貫流して日本海にそそぐ大野川、犀川両河口を包含する。昭和29年7月10日、旧大野港、旧金石港を合併し金沢港となり、その後、昭和38年の豪雪で陸上交通が途絶したことにより、海上輸送の機能拡充についての要請が高まり、金沢市及び小松市などを背後圏とする物資物流拠点として、昭和39年4月に重要港湾に指定され、大野川右岸に掘込港湾の建設に着手しました。
昭和45年に、関税法による開港、また、植物防疫法による輸入木材の指定港となって以来、平成28年次には貨物量は338万トンに達しています。
大浜地区では、輸送コストを削減し地域産業の国際競争力を支援するため、船舶の大型化に対応した多目的国際ターミナル整備事業(水深13m岸壁)に着手、平成20年11月には水深12mでの供用を開始し、平成28年3月には岸壁の延伸(260m→400m)が完了するなど、国際物流拠点としての機能充実に向けた整備を進めています。
また昭和63年から、週1便体制でスタートした日韓定期コンテナ航路も、順調に取扱貨物量を伸ばしており、港湾荷役施設についても、平成7年2月にタイヤマウント式クレーンを導入し、平成17年4月に、ガントリ-クレ-ンを供用開始するなど、荷役機能の拡充と効率化を進めています。
令和3年8月 撮影
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