ホーム > 連絡先一覧 > 奥能登農林総合事務所 > 能登外浦4期地区 椎木北浦トンネルが貫通しました!
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到達式の様子
到達式の様子
式典では、清めの儀(貫通点に塩、米、酒を撒き、清める)を行い、貫通したことを祝福するとともに竣工に向けて、安全に工事が進められるように祈願しました。その後、法被を着た施工業者の若者衆が、能登のお酒「宗玄」の樽神輿を担いで「ワッショイ」と勢いのある掛け声で豪快にお酒を撒きながら貫通点を周り、貫通を盛大にお祝いしました。
樽神輿の様子
樽神輿の様子
樽神輿の動画https://www.youtube.com/watch?v=wLipFXbc9EQ&list=PLxrgtxUGHvFXBjdiWoU5_wX5xFuDvIQf0&index=1
最後は施工者を代表し安藤ハザマ北陸支店長が万歳三唱を行い到達式は幕を閉じました。
万歳三唱の様子
輪島市門前町に位置する椎木北浦トンネルは、平成27年3月に着工しましたが、トンネル入口を掘削したところ地山がすべりだし、法面対策工事が必要となり、当初から大幅に遅れ、平成27年12月にトンネル掘削に着手できました。しかし、トンネル掘削に着手したところ、脆い楡原(にれはら)層によりトンネル内が押し出され日本のトンネル工事でも群を抜く難工事となりました。このため、当初より工事期間が約2年延びました。これらのことから、今回貫通できたことは苦労も多かった分、災害も無く貫通できたことは感動もひとしおでした。
※楡原層とは、新第三紀(2330万年前~175万年前)斬新世の層で、砂岩と泥岩の互層からなる。
トンネル内が押し出されている様子
貫通したトンネル終点
この場をお借りしてトンネル工事に携わった関係者に感謝申し上げます。
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