ホーム > 連絡先一覧 > 奥能登農林総合事務所 > 能登のいしり・いしる生産者協議会が発足
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能登地域に古くから伝わる「いしり、いしる」は、石川県を代表する伝統食品で、日本三大魚醤油の一つに数えられています。イカやイワシなどの魚類と塩を原料に、長期間発酵・熟成させるといった伝統的加工方法が今も守られ、うまみ成分を多く含んでいることが特徴です。しかしながら、現状では地域外の人になじみが薄く、生産者が高齢化していることもあり、大切な食文化が消えゆく恐れもあります。
こうしたことから、「いしり・いしる」の伝統的製法の継承と魅力発信に向けた取組みを開始するため、当事務所は、商工会、商工会議所、市町、県立大学等と連携し、生産者の組織化を働きかけてきました。こうした取組の結果、平成29年6月14日(水曜日)、石川県奥能登行政センターにおいて、能登地域(奥能登4市町、七尾市、志賀町)の13の生産者による「能登のいしり・いしる生産者協議会」の設立総会が開催されました。
生産者は、学びの場ができたことを喜び、今後、横のつながりを強化することで、「いしり・いしる」の品質向上やブランド化へとつなげる決意をあらたにしたようです。
能登独自の食文化を発展させる取組みが今、始まろうとしています。
設立総会の様子
13生産者の「いしり・いしる」
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