ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成09年度 業務報告 > 7.育林技術試験(第1報)
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予算区分 県単
研究期間 平成7~27年度
担当科名 森林育成科
担当者名 小谷 二郎・森本 茂
森林、林業の特質である長期性を重点に、長期間にわたる変化等を固定試験地について調査実証する。
A.スギ斜め植えの実証試験
試験地 鶴来町・鹿島町
B.アテ天然林に関する調査
試験地 珠洲市打呂
C.有用広葉樹の育成に関する試験
1.コナラのぼう芽更新試験
試験地 穴水町
2.ケヤキ人工林の間伐試験
試験地 珠洲市
本年度は、ケヤキ人工林の現存量および純生産量を調査すると同時に、対象地内(0.23ha)の間伐を行った(表-1)。なお、現存量および純生産量の結果は研究報告第29号で報告した。
表-1. ケヤキ人工林の間伐および枝打ち試験の概要(略)
県木アテの各種施業試験を実施し、アテ人工林の効率的経営方法について検討する。
試験地 輪島市三井町のアテ人工林8.6haおよび近隣造林地
A.択伐林誘導試験
試験地の設定内容は、前報を参照されたい。現在のところ、上木(27年生)は順調に生育しているが、下木の成長は不良である(表-2)。
表-2. 択伐林誘導試験地の生育状況(略)
B. 試験林内の施業
今年度は以下の施業を行った。
(1)アテ人工林内の除伐4.0ha
(2)アテ・スギ人工林の歩道開設延長100m
C.アテによる早期多収穫林業の実証試験
植栽方法等は前報を参照されたい。生育は順調である(表-3)。
表-3.アテ早期多収穫林の生育状況(略)
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