ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成10年度 業務報告 > 2.ホンシメジ栽培技術の開発(第2報)
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予算区分 県単
研究期間 平成9~13年度
担当科名 生物資源科
担当者名 宗田 典大・能勢 育夫
ホンシメジは、アカマツ林やアカマツ・コナラ混交林の地中にシロ(菌糸層)をつくリ、10月中~下旬群がって大きな円弧をえがいて発生する。かつてはマツタケの主産地などで大量に採れ、市場にも出回っていた。しかしマツタケ同様、森林環境の悪化から、ホンシメジの発生は減少している。
本研究は(1)アカマツ林内の環境を整備し、ホンシメジの発生に適した環境に改善(2)ホンシメジ菌床培養法および培養菌床の林地接種法を確立(3)ホンシメジ発生環境の維持、発生拡大の管理について研究を行う。
能登島地内に設定したホンシメジ栽培試験林の環境整備は平成9年度の方法(業報35号参照)に準じて行った。
施業方法についてはビデオ収録、編集を行い体系化を行った。
林地接種用菌床は平成9年度の方法(業報35号参照)に準じて培養を行った。
林地接種は平成10年12月に以下の方法で合計18箇所行った。
平成9年度林地に接種した菌床の活着状況は、平成10年12月に任意の箇所を抜き取り調査した結果、菌床の維持と菌根の形成が確認された。
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