ホーム > 連絡先一覧 > 石川県農林総合研究センター 林業試験場 > 刊行物 > 石川県林業試験場業務報告 > 石川県林業試験場 平成10年度 業務報告 > 3.ミズナラ等の木材生産管理と自然環境の保全調査(第1報)
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予算区分 県単
研究期間 平成10~14年度
担当科名 森林育成科
担当者名 小谷 二郎・宗田 典大
本県の冷温帯地域の代表樹種であるミズナラを主とする天然生林の有効利用と自然環境を解明するため、林分の収穫表や林内の更新状況および植生(キノコも含む)の発達状況を調査する。
今年度は、白峰村の大嵐山のミズナラ林で毎木調査を実施すると共に、有用な稚樹の成立状況と植生調査を行った。また、山中町ではキノコ相の調査を行った。
大嵐山のミズナラ林の毎木調査結果は、表-1のとおりである。また、有用稚樹の成立状況調査結果は表-2のとおりである。ミズナラ・ブナとも12年生が最も年齢の高い稚樹で、ミズナラでは2年生、ブナでは3年生の出現頻度が最も高かった。全部で56種類の草木本種が見られ、高木層ではミズナラ、亜高木層ではハウチワカエデ、低木層ではオオバクロモジ、草本層ではハイイヌツゲの出現頻度が高かった。
山中町のキノコ相調査では、29種類の子実体形成キノコが見られた。
表(略)
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