中世城館跡調査事業(13・14・15・16・17年度)
北陸の城郭史を長期的な視点で理解するため、県内の中世城館について、所在と遺構状況の確認を、7ヶ年計画ですすめている。
中世城館跡の保存・活用の基礎資料となるものであり、金沢城の理解も、中世城館の在り方をふまえることで、より深まるものといえる。
- 平成13年度は、平成12年度に行なった加賀 I ・能登II地区(河北郡・金沢市・羽咋郡市)の現地調査の成果をまとめ、 調査報告書 を刊行した。
- 平成14年度は、能登 I 地区(鹿島郡以北)の現地調査を行った。
- 平成15年度は、平成14年度に詳紙調査を実施した能登1 地区(鹿島郡以北)について補足調査を行い、本地区の調査成果をまとめた 調査報告書 を刊行した。
- 16年度は、「加賀2 地区(白山市以南)」の実地調査、文献・絵図調査を実施した。
- 最終年度となった17年度は、加賀2 地区(白山市・野々市町以南)の 調査報告書 を刊行するとともに、事業のまとめとして県内の重要城館跡を抽出し、保存・活用等の基礎資料とした。