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市ノ瀬ビジターセンター周辺には様々な散策路、登山道が整備され、季節を通じて自然と触れ合うことができます。市ノ瀬いちおしスポットもあわせてご覧下さい。
ヤナギ類、ハンノキ類などの渓畔林の中を、沢に沿った木道で散策できます(1周:約1時間)。季節によって様々な花や鳥、昆虫などが見られ、目を楽しませてくれます。ビジターセンター周辺のウバユリや綿毛を飛ばすドロノキは秋の風物詩となっています。
ビジターセンター脇のウバユリ
雪のようなドロノキの綿毛
白山温泉横からオニグルミやクリ林の中を通りブナ林を巡るコースです。途中の白山展望台(標高985m)までは往復約1時間、白山パノラマ展望台(標高1,288m)までは往復約3時間となっています。
白山展望台
白山パノラマ展望台
吊橋を渡った先にある人工池(市ノ瀬ビジターセンターから約10分)。ガマやフトヒルムシロが生育し、カエルやトンボ類の貴重な棲み家となっています。6月頃には、モリアオガエルの卵塊が木の枝にぶら下がっているのを見ることができます。
モリアオガエルの産卵
市ノ瀬ビジターセンターから約2.5km川下にある園地です(1周:約30分)。以前は「出作り」が行われ、湿地は田んぼとして利用されていました。春先はミズバショウの花が見頃となり、秋にはアケボノソウ、エゾリンドウなどの花が見られます。
園地奥にはクリ林や炭焼き窯跡など、人が自然の中で暮らした痕跡を見ることができます。
早春の根倉谷園地
チブリ尾根は白山でも有数のブナの原生林が広がります。登山口からすぐ、トチノキやカツラの大木などを仰ぎ見ながら進みます。しばらく行くとブナ林が広がり始めます。5月には新緑が、秋には黄葉や色とりどりの落ち葉の絨毯を楽しめます。また、白山展望地(標高1,500m、ビジターセンターから片道約3時間)からは別当出合から主峰御前峰までが一望できます。
ブナ林の黄葉
越前禅定道は福井県の平泉寺白山神社から山頂まで続くかつての修行道で、市ノ瀬から六万山、指尾、慶松平への道は平成11年に白山禅定道として復元されました。「桧(檜)の宿」「剃刀窟(かみそりいわや)」など白山を開山したとされる泰澄大師と縁の深い場所を通ります。(市ノ瀬ビジターセンターから指尾まで片道約3時間)
剃刀窟
白山禅定道との分岐から工事用道路に沿って進み、釈迦新道入口(市ノ瀬から片道約1時間30分)を登っていくと標高により紅葉の色づきが変わる立派なブナ林を楽しめます。水場付近(市ノ瀬から片道約3時間)には広場があり、自然林の中で一息つくことができます。その先の釈迦岳前峰付近は眺望が良く、大汝峰や御前峰の雄大な姿を一面に眺めることができます。
※湯ノ谷付近を通行される際には、落石等に十分ご注意ください。
下の水場(標高約1,400m)付近の様子
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