ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > 市ノ瀬ビジターセンター > 市ノ瀬ビジターセンター自然情報(平成30年4月28日~5月31日)
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白山公園線開通と同時に、登山やハイキング、ドライブを楽しむみなさんが訪れている市ノ瀬ビジターセンターです。今年もよろしくお願いいたします。
周辺園地の自然情報をお知らせしたり、土日にはボランティアによるガイドウォークも実施します。また、白山・別山の情報も掲示しています。園地の散策に、白山や別山登山の行き帰りに、ぜひご利用ください。
新緑が映える市ノ瀬ビジターセンター(平成30年5月11日)
平野部で雨が降る日、市ノ瀬がみぞれになることは珍しくありません。気温の低い日には薪ストーブで暖をとっています。登山の帰りに暖まる方、横で本を読む方、優しいぬくもりに癒されていました。
優しいぬくもりの薪ストーブ(平成30年5月4日)
植物、生き物、石、空・・・みなさんが市ノ瀬や白山で見つけたものを、ぜひ教えてください。センター内のボードで紹介させていただき、多くのみなさまに自然を満喫していただきたいと思います。
自然情報ボード(平成30年6月3日)
毎年花を咲かせるとは限らないブナですが、今年はあちこちで開花が観察されています。波打つ葉の傍らに、ほんのりピンクがかった実・・・まるで妖精のようにみえました。
たくさんのブナの実(平成30年5月11日)
岩屋俣谷のブナ林(平成30年5月29日)
ブナやトチなどの大木に着生する小さなかわいらしい木です。4月末頃には白い小さな花、今は白い毛に包まれた実になっています。高木の幹の分かれ目などに生えているため分かりにくいかもしれませんが、大木を見かけたら幹の分かれ目も注目してみてください。
ヤシャビシャク(平成30年5月24日)
岩屋俣谷園地の小さな池に、二つの卵塊が同時にみられます。そしてそろそろ、ベビーラッシュの時期をむかえようとしています。
ゼリーのようなクロサンショウウオの卵塊(平成30年5月25日)
木の上にぶら下がる泡状のモリアオガエルの卵塊(平成30年5月25日)
「もうセミが鳴いてるんですね」「ヒグラシですか?」。今市ノ瀬に来ると、ヒグラシよりも低めの優しいセミの声が聴こえます。やや小型で透明な羽のエゾハルゼミ、見つけられたらラッキーですね。抜け殻は、園地の木の低い場所でもみることができます。
セミの抜け殻(平成30年5月25日)
エゾハルゼミ(平成30年5月25日)
その名のとおり、筆の柄のようなシュッとした茎に小指の先ほどの小さな花をつける「フデリンドウ」。あまりの小ささに、ついしゃがみ込んで見入ってしまいました。
小さな小さなフデリンドウ(平成30年5月25日)
開花 | オオバクロモジ、タムシバ、キブシ、オオカメノキ、ホンシャクナゲ、キクザキイチゲ、イワウチワ、チゴユリ、コチャルメルソウ、ホクリクネコノメソウ、ミヤマキケマン、エンレイソウ、スミレサイシン、ミズバショウ、ショウジョウバカマ、ニリンソウ、サンカヨウ、イワナシ、タチツボスミレ、ミヤマカタバミ、フデリンドウ、ウワミズザクラ、ムラサキヤシオツツジ、トチノキ、ウリハダカエデ、タニギキョウ、ラショウモンカズラ、タケシマラン、コケイラン、ヒメモチ、ツルシキミ、ルイヨウショウマなど |
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哺乳類 | ニホンカモシカ、アナグマ |
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鳥類 | キセキレイ、オオルリ、シジュウカラ、イカルチドリ |
昆虫 | エゾハルゼミ、カワトンボ、ベニボタル、ルリヒラタムシなど |
爬虫類・両生類 | モリアオガエル(卵塊)、クロサンショウウオ(卵塊、幼生) |
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