ホーム > 連絡先一覧 > 白山自然保護センター > 市ノ瀬ビジターセンター > 市ノ瀬ビジターセンター自然情報(令和元年10月1日~15日)
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今年は、ツキノワグマのエサとなる木の実(ブナやミズナラ等)が不作で、クマがエサを求めて人里近くまで下りてくる可能性が高いと言われています。園地付近のクリの木にも、クマが食べたと思われる跡がみられました。触ると痛いイガですが、一体クマはどうやって食べているのでしょう?
散策の際には、クマに会わないよう鈴など音の出るものを身につけましょう。できるだけ複数人のグループで行動しましょう。
クリの木にクマ棚(令和元年10月6日)
折られたクリの枝(令和元年10月6日)
クリの食痕(令和元年10月6日)
乾いたクマの糞(令和元年10月6日)
夏山シーズン中、たくさんの方々にご利用いただいた登山バス。この日、今年最後の金沢急行便を見送りました。10月半ばを過ぎれば、いつ雪が降ってもおかしくない白山。室堂や南竜山荘も16日で営業を終え、避難小屋の水道も今月中には閉じます。また来年、白山でお会いしましょう!
最終日の登山バス(令和元年10月6日)
秋はキノコの季節でもあります。市ノ瀬周辺にも多種様々なキノコが顔を出し、観察することができます。その中でもわりと目立つのが「ツキヨタケ」。ブナの枯れ木に出るので、別名「ブナタロウ」と言うそうです。そしてその名の通り、夜にぼんやり光るとか…?一見肉厚でおいしそうですが、強い毒を持つキノコです。見つけても決して味見などなさいませんように。
園路周辺ではキノコも写真に撮るなどしてそっと観察してくださいね。
群生するツキヨタケ(令和元年10月7日)
花 | アキギリ、アキノキリンソウ、ウスゲタマブキ、エゾリンドウ、カタバミ、ゲンノショウコ、ゴマナ、ダイモンジソウ、ツユクサ、ノコンギク、ハクサンカメバヒキオコシ、ミズヒキ、キノコなど |
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昆虫類 | アキアカネ、ウスバシロチョウ、ヒョウモンチョウなど |
両生類・爬虫類ほか | |
鳥類 | カケスなど |
哺乳類 | リス(10/10白山公園線、発電所付近) |
ムカゴが出来たウスゲタマブキ(令和元年10月1日)
ダイモンジソウ(令和元年10月6日)
ノブドウ(令和元年10月1日)
ベニナギナタタケ(令和元年10月6日)
チチタケ(令和元年10月6日)
クヌギタケ(令和元年10月6日)
ハチノスタケ(令和元年10月6日)
アザミとスジグロシロチョウ(令和元年10月1日)
ミドリヒョウモン(令和元年10月1日)
シジミチョウ(令和元年10月7日)
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