ホーム > くらし・環境 > 食 > 食の安全・安心 > いしかわの食の安全・安心情報 > 丁貝(テイガイ)(ツブ貝)による食中毒を防止しましょう!
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平成20年11月13日(木曜日)、丁貝(ツブ貝)を購入し、自宅で調理、喫食した1家族3名が、めまい、ふらつき等の症状を呈する食中毒が発生しました。
丁貝(テイガイ)(ツブ貝)にはテトラミンという毒素を含むものがありますので、
調理する際は、必ず唾液腺を取り除いてください。
エゾバイ科のエゾボラ属およびエゾバイ属の巻貝の一種であり、これらを総称して「丁貝(テイガイ)」、ツブ貝」と呼ばれており、市場に流通しているものは30種を超えます。
肉食性の巻貝の唾液腺に含まれる毒で、丁貝がエサを補食する際に、テトラミンでエサを麻痺させると考えられています。この毒は加熱しても分解されないため、生食・加熱食に関係なく、調理の前に、唾液腺をきちんと除去することが必要です。貝の種類や個体によって含まれているテトラミンの量は異なりますが、1個の唾液腺に含まれる量でも症状がでることがあります。
食後30分くらいで、物が二重に見えるなどの視覚異常、めまい、頭痛、船酔い感などが現れます。人によっては症状が重くなることがありますが、これまでに死亡例はなく、通常数時間で回復します。
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