ホーム > しごと・産業 > 農業・畜産業 > 農業体験・人材確保・育成 > いしかわ農村ボランティア > 平成23年度いしかわ農村ボランティア活動報告_七尾市中島町西谷内集落
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受け入れ隊である「西谷内集落」のボランティア受入れ活動が開催され、
荒れた棚田の草刈りや中島菜の植付け、小麦の種まき作業等を農村役立ち隊の皆さんと協働で行いました。
農村役立ち隊員8名、受け入れ隊30名が集合場所に集まり開会式です。受け入れ隊の皆さんは、当日、朝早くから
すでに作業を開始していたのですが、役立ち隊の到着に合わせて、作業を中断し、お集まりいただきました。
まず事務局から挨拶です。
次に、西谷内集落から挨拶です。
引き続き、西谷内集落からの作業説明の後、作業場所に移動しました。
作業場所は、ここ5年ほど草刈りをしていなかったため、手強い草や木のようなものまでたくさん生い茂っていました。
そこで、草刈りは受け入れ集落と刈払機を使用できるボランティアにおまかせし、残りのボランティアの皆さんは、
中島菜の植付け、小麦の種まきなどをお手伝いしました。
中島菜を植えた場所は、一見、普通の畑に見えますが、ここも5年間、草を刈っていなかった場所の一角に
あります。
受け入れ集落の皆さんが、この日のために、草を刈り、すき込み、そして畝を作ってくださいました。
作物を植付ける状態にするのに数週間かかったそうです。
せっかくなので中島菜だけでなく、にんにくやタマネギの苗も植えました。収穫が楽しみですね!
地元の方の指導のもと、効率よく作業がすすみ、植付け作業が予定より早く終了したため、
刈った草木をすき込みやすくするためのチップづくり作業もお手伝いしました。
チップづくりも一段落したところで、場所を移動して、小麦の種まきをお手伝いです。
西谷内集落では、昨年、実験的に小麦を栽培してみてうまく収穫できたので、今回は、もう1種類、この地域に合い、
収量が高く品質も良い、と県から奨められた品種を増やして比較栽培してみることになりました。
収穫した小麦の活用方法は、現在、検討中だそうですが、小麦はうどんやパンなど、用途も広いので、
少しずつ作付けが増えるといいな、と思います。
小麦の種が2種類、混ざらないように二手に分かれて種を蒔き、無事に芽がでるよう土をかぶせる作業をして
午前中の作業を終了しました。
一足先に作業を終えていた草刈り班のみなさんと昼食です。
この地区でとれた新米のおにぎりや、漬け物、すまし汁の他、デザートには、集落の方の家庭菜園で
とれた大粒のブドウまで用意していただきました。このブドウはルビーロマンの親の品種で、例年より2ヶ月遅れて、
今の時期に季節はずれの収穫となったそうですが、甘くてとても上品な味でおいしかったです。
昼食後、町会長さんから、西谷内地区の歴史などについてお話いただきました。
興味深いお話ありがとうございました!
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また、昼休みには希望者による柿のもぎ取り体験もありました。
午後からは、そばの収穫をお手伝いしました。
そばの実が熟しているけれどもこぼれ落ちはしない、という、ちょうどよいタイミングでの収穫でしたが
手作業での作業は、思いのほか大変で、何度も田んぼの前後を確認して、どのくらい進んだか確認しながらの作業でした。
終了時間となってしまったため全部刈り取ることはできませんでしたが、かなりの面積の収穫をお手伝いすることができました。
草刈り班は、午後からも引き続き、集落の皆さんと荒れた農地の草刈りをしました。
荒れ放題といった印象だった田んぼも、集落の皆さんやボランティアの皆さん、大勢の人の力で、見晴らしがとても
よくなりました。せっかくここまできれいにしたら、このままにしておくのはもったいですね。西谷内地区の
チャレンジ、これからも応援していきたいです!
最後に西谷内集落から挨拶です。
盛りだくさんの作業でしたが、無事、終了しました。皆さまお疲れ様でした!
帰り際に、西谷内集落から、新米「釶打(なたうち)米」と能登野菜の能登白ねぎの御紹介をいただきました。
一日、いっしょに汗を流したあとだと、集落からの方からの見送りが家族や親戚からのように感じました。
24年度のボランティア活動も、もうすでに計画されているようです。また、来たいですね!
サワガニやカメも見られますよ。
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