ホーム > しごと・産業 > 農業・畜産業 > 農業体験・人材確保・育成 > いしかわ農村ボランティア > 平成23年度いしかわ農村ボランティア活動報告_真浦集落
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受け入れ隊である「真浦集落」のボランティア受入れ活動が開催され、棚田周辺の草刈り作業及び塩田作業を農村役立ち隊の
皆さんと協働で行いました。
当日は快晴で、作業した棚田からは、海もきれいに見渡すことができました。
農村役立ち隊員11名、受け入れ隊5名が現地集合して開会式です。まず事務局から挨拶です。
次に、真浦集落区長から挨拶です。集落のメンバーのみなさんもご紹介いただきました。
開会式が終わり、高台の棚田に移動し、早速作業開始です。
作物が植えられずに管理が行き届かない田んぼでは、あっというまに草が成長します。
海の見える美しい棚田の景観維持にお役に立てればと、みなさん、暑さにも負けずもくもくと作業していました。
途中で区長から差し入れがあり一休みです。冷たい飲みものがおいしい季節になってきました。
棚田から日本海を眺め海からの涼しい風で疲れを癒しました。おいしいお茶をいただき休憩後の作業もはかどります。
作業は順調に進みお昼には午前の部が終了です。
皆さん、おつかれさまでした。
この日は天気がよかったので、午後からは揚げ浜塩田作業のお手伝いをすることになりました。
塩田作業場に移動しておだやかな日本海を眺めながらの昼食です。
休憩後、地元の方にご指導いただき作業開始です。
まず塩の混じった砂を中央に寄せていきます。 簡単な作業かと思えば砂を1~2回運ぶだけで汗が出てきます。
次に中央に組み立てた箱に集めた砂を入れていきます。
大人数での作業で軽くできると思っていましたが、これも大変な作業で、ボランティアの方は集落のおかあさん方から
元気づけられる始末でした。
箱に集めた砂に薄い塩水を通すと、下から濃い塩水が出てきます。
この日お手伝いしたのはここまでですが、このあと濃い塩水を煮詰めて、天然塩が完成するそうです。
塩田での作業は砂が乾いていないとできないため、作業するのはお天気のいい日に限られています。
集落の方は3区画作業するとのことでしたが、1区画するだけでも足腰が痛くなりました。
天然塩はちょっと高いなー、と思っていましたが、暑い中での重労働を考えると納得の価格です。
そして、作業終了後に真浦集落より挨拶です。
みなさん、長時間大変お疲れ様でした。
おみやげに塩をいただきました。作業を体験したあとだとよりおいしく感じるかもしれませんね。
今後も真浦集落の棚田保全、風習の継承を応援していきたいですね。
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