ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成23年第3回県議会定例会) - 平成23年6月14日 - > 議案説明要旨(平成23年第4回県議会定例会) - 平成23年9月7日 - 東アジアからの誘客促進及び小松空港の更なる国際化について
ここから本文です。
この大震災及び原発事故に伴う風評被害により大きく減少した東アジアからの観光誘客の回復を図るため、先般、中部九県三市で構成される中部広域観光推進協議会を代表し、中国と香港を、更には県単独で台湾を訪問いたしました。
現地では、観光セミナーの開催やマスコミ・旅行会社への訪問等により、本県の安全性と観光資源の魅力を私自ら直接PRし、中国、香港では、現地の旅行会社から、本県をコースに組み込んだ新たな旅行商品の造成・販売の表明をいただいたところであります。
また、台湾では、スポーツ・レジャー関係団体との懇談において、本県への更なる送客を表明いただいたほか、エバー航空からは、来月から小松・台北便を現在の週二便から四便に増便したいとの表明をいただきました。
これにより、小松空港の国際定期路線は週十二便となり、更なる利便性の向上が期待できるところであります。今回の四便化を本県のみならず、北陸三県と台湾との更なる交流拡大にも繋げていくため、現地での観光セミナーの開催や観光PR、国内旅行会社に対する旅行商品の造成支援等を行い、これまで以上に台湾からの誘客拡大及び小松・台北便の利用促進に取り組んでまいります。
併せて、小松空港の更なる国際化に向け、北陸エアターミナルビル(株)が実施するボーディング・ブリッジの増設整備等を支援することといたしました。
韓国につきましても、先般、副知事を派遣し、現地の旅行会社から、小松・ソウル便を利用して県内で連泊する旅行商品の造成・販売の表明をいただいたところであり、こうした一連の取り組みを東アジアからの更なる誘客拡大に繋げてまいりたいと考えております。
さらに、今般、小松空港の国際航空貨物ネットワークの充実を図るため、かねてからカーゴルックス航空に要請しておりました北米路線が来月にも開設され、既設の欧州路線週三便に加え、長年の念願でありました小松から北米を経て欧州に至り、中東・アジア経由で小松に戻るという世界を一周するルートが一便増便される運びとなりました。
これにより、新たに北米への輸出や香港からの輸入が可能となるなど、小松空港の国際航空貨物ネットワークが大幅に拡大することとなり、小松・台北便の四便化と相俟って、国際空港としての更なる飛躍に繋がるものと期待しております。県としても、これを契機として、新たな荷主の開拓をより一層強化し、更なる貨物利用の拡大に努めてまいります。
今回の小松・台北便の四便化及びカーゴルックス航空の増便に至るまでの議員各位をはじめ関係各位の多大なご支援、ご協力、そして、空港周辺住民の皆様方や小松基地をはじめとした関係機関のご理解に対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。
以上
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください