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重要無形文化財 「銅鑼」 保持者
魚住 為楽(うおずみ いらく) 金沢市
〔仕上げ作業〕
〔砂張十八角銅鑼(さはりじゅうはちかくどら)〕
平成14年7月8日認定
同人は、高等学校在学中より祖父・初代魚住為楽(昭和30年重要無形文化財「銅鑼」各個認定保持者)に師事し、銅鑼制作技術及び砂張(銅と錫の合金)を材料とする金工技術を学び、わざの練磨・向上に努めて、砂張を材料とした銅鑼制作技術を高度に体得した。
音響の優れた金属とされている砂張の加工には高度な技術を要するが、同人は斯界の第一人者であった祖父直伝の砂張加工技術を正しく伝承し、優れた音響の銅鑼を制作する。同人の制作する銅鑼の音響は、深い余韻を特色としており、茶事を演出するのに相応しいとして高い評価を受けている。
以上のように、同人は、銅鑼の制作技術を高度に体得しており、かつ、これに精通している。
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