情報発信(7年度)
(1)金沢城ARアプリ
金沢城や兼六園に関する調査研究の成果などを「歴史・文化プレミアム情報」として、普通の観光では満足できない熱心な愛好家へ向けて、平成25年度末から配信しているスマートフォン用解説アプリ『金沢城ARアプリ』を運用した。
令和7年度の累計ダウンロード数は、80,925回である。
(2)金沢城デジタル長屋
「金沢城デジタル長屋」(外部リンク)は、これまでの調査研究の成果を蓄積してきたデータベースを令和4年度に新規システムに移行したことにともない、外部からも、絵図や石垣、埋蔵文化財出土品などの画像や情報を手軽に検索・閲覧できるWebサイトとして、令和5年4月1日に公開した。
令和7年度は、新たに許諾を得た刊行物や収集資料などを追加で掲載した(刊行物等6点、絵図34点)。

(3)金沢城調査研究所YouTube チャンネル
金沢城の石垣の魅力(技と美)について広く発信するため、令和6年度末に
「金沢城調査研究所YouTubeチャンネル」(外部リンク)を開設した。チャンネルでは、歴史愛好家やボランティアガイドのテキストとして活用できる動画22本を公開している。また、これらの動画にはARアプリ・デジタル長屋からもアクセス可能となっている。
令和7年度末時点におけるチャンネル登録者数は270名、動画の総再生数は14,897回である。

金沢城調査研究事業の成果を踏まえて、「発掘遺構からみた金沢城二ノ丸御殿」をテーマにシンポジウムを開催し、金沢城の新たな価値と特徴を広く県内外に発信した。
会場:石川県文教会館ホール(金沢市尾山町10-5)
13時00分 開会挨拶 酒井 雅洋(石川県教育委員会教育長)
13時05分~13時25分 報告1 二ノ丸御殿の成立 滝川 重徳(石川県金沢城調査研究所副所長)
13時25分~14時15分 報告2 二ノ丸御殿の発掘 宮川 勝次(石川県金沢城調査研究所所員)
14時15分~14時55分 報告3 絵図・文献史料と発掘遺構 大西 泰正(石川県金沢城調査研究所所員)
15時05分~15時55分 報告4 加賀藩本郷邸御殿の発掘調査 堀内 秀樹(東京大学次世代人文学開発センター教授)
16時00分~16時40分 パネルディスカッション「発掘遺構からみた金沢城二ノ丸御殿の特徴」(司会:冨田 和気夫(石川県金沢城調査研究所所長))
(5)金沢城スペシャルガイドツアー
所員が石垣・庭園・建造物をみるポイントを現地で解説することにより、金沢城ならではの特徴を一段掘り下げて伝えた。
前期、後期でのべ16回実施(石垣コース:4コース各2回、庭園および建造物コース:各4回)。
【前期】令和7年6月3日(火曜日)・5日(木曜日)・17日(火曜日)・19日(木曜日)・21日(土曜日)・24日(火曜日)・28日(土曜日)午前/午後
【後期】令和7年10月4日(土曜日)・7日(火曜日)・9日(木曜日)・14日(火曜日)・16日(木曜日)・28日(火曜日)・30日(木曜日)・11月6日(木曜日)
(6)金沢城大学
会 場:第1回:石川県文教会館ホール、第2~10回:石川県立美術館ホール
(7)研究紀要『金沢城研究』第23号(A4判 80頁)の刊行
(8)パンフレット「金沢城を探る」No.23(カラーA3判 二つ折り)の発行
(9)年報第18号(A4判 36頁)の刊行
(10)金沢城史料叢書等の刊行
(11)報道発表・講師派遣ほか