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本事業では、既存のデータベースをインターネットでの公開型に改め、これまで蓄積してきた調査研究成果を全国に発信し、金沢城の価値や魅力の向上を図る。
本県を代表する歴史文化遺産として、金沢城の情報発信力を強化することで、二の丸御殿の復元に向けた機運醸成にも資する。
再構築したデータベースの登録情報をインターネットを通じ外部にも公開するサイトとして開設する。
これにより、金沢城調査研究の収集資料や成果(絵図、出土品、石垣などの写真・情報や刊行物など)をスマートホンやタブレットを含めた端末からも手軽に閲覧・検索可能とする。
開設時収録コンテンツ
・絵図
354件の絵図画像を掲載、ほかに書誌情報389件を収録
・埋蔵文化財出土品
主要な出土資料約500点について、種別、出土地点、実測図、写真などの情報を掲載
・石垣
城内の主要な46地点について画像や解説を掲載(掲載画像約500点)
・刊行物
誌面PDFを掲載(金沢城調査研究パンフレット(20部)研究紀要(75論文)シンポジウム資料(直近5回)二ノ丸現地説明会資料(3回)史料叢書(33冊)年報(20冊))
今後も著者、掲載図等所有権者の許可が得られたものから、順次掲載予定
金沢城調査研究事業の成果を踏まえて、これからの課題である「金沢城の御殿空間」をテーマにシンポジウムを開催し、金沢城の新たな価値と特徴を広く県内外に発信した。
期日:令和4年10月8日(土曜日)
会場:石川県文教会館ホール(金沢市尾山町10-5)
主題:「金沢城の御殿空間―江戸後期の二ノ丸御殿―」
主催:石川県・石川県教育委員会
対象:一般県民
<日程>
13時00分 開会挨拶 北野 喜樹(石川県教育委員会教育長)
13時05分~14時05分 麓 和善(名古屋工業大学名誉教授)「講演 二ノ丸御殿の美と魅力」
14時05分~14時55分 滝川 重徳(石川県金沢城調査研究所所員)「報告1 二ノ丸御殿の発掘調査」
14時55分~15時45分 石野 友康(石川県金沢城調査研究所副所長)「講演2 二ノ丸御殿と城内儀礼」
15時55分~17時00分 パネルディスカッション(司会:冨田和気夫 石川県金沢城調査研究所所長)
17時00分 閉会
所員や外部の専門家が、石垣・庭園・建造物をみるポイントを現地で解説することにより、金沢城ならではの特徴を一段掘り下げて伝えた。
期日:令和4年10月15日(土曜日)・19日(水曜日)・22日(土曜日)・26日(水曜日)・29日(土曜日)、11月2日(水曜日)・9日(水曜日)・11日(金曜日)※全10回
コース:「石垣」「建造物」「庭園」
定員:1回20名程度(参加人数:延べ194名)
※ 有償頒布に関しましては、行政情報サービスセンター(石川県庁行政庁舎1階)へお問い合わせ下さい。なお、公立図書館等で閲覧できます。
「切石積石垣の発展」(カラーA3判 二つ折り)を作成した。
第15号(外部リンク)として令和3年度事業についてとりまとめ刊行した。
※ 『年報』は金沢城デジタル長屋(外部リンク)、公立図書館等で閲覧できます。
※ 有償頒布に関しましては、行政情報サービスセンター(石川県庁行政庁舎1階)へお問い合わせ下さい。
日時:令和4年11月24日(木曜日)報道向け説明会
11月26日(土曜日) 一般向け説明会 *参加人数:200名
金沢城や兼六園に関する調査研究の成果などを「歴史・文化プレミアム情報」として、普通の観光では満足できない熱心な愛好家へ向けて、平成25年度末から配信しているスマートフォン用解説アプリ『金沢城ARアプリ』を運用した。
講師派遣 18件
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