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金沢城ならではの石垣の魅力(技と美)について、金沢城に興味関心を寄せる熱心な歴史愛好家や、ボランティアガイドのテキストになり得る動画を制作し、情報発信の媒体を拡充し、「石垣の博物館」としての金沢城の価値や魅力の向上を図った。
<内容>
・タイトル:「石垣の博物館」金沢城
・石垣の見方・歩き方(約30分)……見どころ解説
(1)三御門と大手筋
(2)東ノ丸・本丸を巡る
(3)土橋門から玉泉院丸庭園へ
(4)城の外周を巡る
・石垣の技と美(各5分)……テーマ解説
(1)石垣の美―多様な意匠―
(2)石垣の美―玉泉院丸庭園―
(3)石垣の技―隅角をつくる―
(4)石垣の技―石を積む―
・スポット版(1編1分程度)……石垣巡り14か所で視聴
<活用>
・金沢城調査研究所公式YouTubeチャンネル(外部リンク)で公開
・DVD配布、金沢城内休憩所モニター等で放映のほか、城石垣巡り解説板にQRコードを表示
金沢城調査研究事業の成果を踏まえて、「近世城郭の御殿と金沢城」をテーマにシンポジウムを開催し、金沢城の新たな価値と特徴を広く県内外に発信した。
期日:令和5年10月21日(土曜日)
会場:石川県文教会館ホール(金沢市尾山町10-5)
主題:「近世城郭の御殿と金沢城―建物の構成と仕様―」
主催:石川県・石川県教育委員会
対象:一般県民(参加者260名)
<日程>
13時00分 開会挨拶 北野 喜樹(石川県教育委員会教育長)
13時05分~14時05分 冨田和気夫(石川県金沢城調査研究所所長)「報告 『内装等覚』にみる二ノ丸御殿の内外装」
14時05分~15時35分 伊東 龍一(熊本大学名誉教授)「講演 江戸城本丸御殿の構造と意匠」
15時45分~16時30分 パネルディスカッション(司会:滝川 重徳 石川県金沢城調査研究所副所長)
16時30分 閉会
所員や外部の専門家が、石垣・庭園・建造物をみるポイントを現地で解説することにより、金沢城ならではの特徴を一段掘り下げて伝えた。
期日:令和5年10月7日(土曜日)午前/午後・11日(水曜日)・13日(金曜日)・25日(水曜日)・28日(土曜日)、11月1日(水曜日)・2日(木曜日)・8日(水曜日)・14日(火曜日)※全10回
コース:「石垣」「建造物」「庭園」
定員:1回20名程度(参加人数:延べ189名)
「二之御丸御殿御造営内装等覚及び見本・絵形」(カラーA3判 二つ折り)を作成した。
第16号として令和4年度事業についてとりまとめ刊行した。
※ 『年報』は金沢城デジタル長屋(外部リンク)、公立図書館等で閲覧できます。
※ 有償頒布に関しましては、行政情報サービスセンター(石川県庁行政庁舎1階)へお問い合わせ下さい。
金沢城や兼六園に関する調査研究の成果などを「歴史・文化プレミアム情報」として、普通の観光では満足できない熱心な愛好家へ向けて、平成25年度末から配信しているスマートフォン用解説アプリ『金沢城ARアプリ』を運用した。
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