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ホーム > 連絡先一覧 > 健康福祉部少子化対策監室(子ども政策課) > 青少年のインターネットの適切な利用について

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更新日:2024年10月2日

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子どものインターネットの適切な利用について

近年、子どもたちは、様々な場面においてスマートフォンやタブレット端末などのインターネット接続機器を利用する機会が増えています。

インターネットは、楽しく便利である反面、使い方を間違えれば、犯罪被害やトラブルなどに巻き込まれたり、長時間の利用により健康を害する危険性があることから、コントロールをしながら安全に利用することが求められています。

今では、インターネットはなくてはならないものであり、子どもたちを取り巻くインターネット事情を理解し、子どもたちがセルフコントロールできるようになるまで、大人が関わり見守ることが大事です。

青少年等のインターネット利用状況

こども家庭庁が実施した「令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」では、小学生(10歳以上)の98.2%、中学生の98.6%、高校生の99.6%がインターネットを利用していると回答しています。

1.利用時間と利用内容

令和5年青少年のネット利用時間

1日の平均利用時間をみると、小学生は約2時間~3時間半、中学生は約4時間半、高校生は6時間近く使用しています。

青少年の利用内容の内訳は

 1位「動画を見る」(93.6%) 2位「ゲームをする」(85.5%) 3位「検索する」(83.6%) 4位「勉強をする」(72.9%)5位「投稿やメッセージを交換する」(71.7%)

となっています。

2.低年齢層の利用状況

令和5年 低年齢層のネット利用状況

  • 最近では、未就学児童を含む低年齢層の子どもたちのインターネットの利用も年々増加しています。(利用率は、2歳から急増して、6割近くになります。)
  • 使用する機器は、テレビ、 パソコンやタブレット、ゲーム機の順となっています。

※ここでは、「低年齢層」は0~9歳を指します。

※詳細は、「青少年のインターネット利用環境実態調査」(こども家庭庁)(外部リンク)をご覧ください。

インターネットに潜む危険

インターネットを利用する機会が多い子どもたちですが、スマートフォンやゲーム機などの普及により、1人でもインターネットを利用することが簡単になりました。

大人が知らないところで、特にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を介したトラブルに巻き込まれることも少なくありません。被害に遭うだけではなく、気付かないうちに加害者になることもあるので注意が必要です。

<事例の紹介>

SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でトラブル!

  • 自画撮り被害に遭う(「自画撮り被害」:自分で撮った写真を送信し、性犯罪等の被害に遭うこと)
  • 知らないうちに誹謗中傷をしてしまう
  • SNSや掲示板などで、短時間で高収入が得られるアルバイトの募集に注意詐欺や強盗の実行犯など、犯罪組織の手先として利用されます!)

ネットいじめ(仲間外れ、悪口の書き込み等)

  • 短い文章では本意が伝わらず、勘違いされ一方的にグループから外される
  • ステータスメッセージで、読む人が読めばわかる悪口を書き、仲間と共有する

オンラインゲームでトラブル!

  • 課金して高額な料金を請求される
  • フィッシングサイトに誘導され、ID、パスワードを盗まれてアカウントを乗っ取られる
  • ゲームを通じて仲良くなったプレイヤーと実際に会うことになって、犯罪に巻き込まれる

長時間利用で健康被害!

  • ゲーム障害・ネットへの依存、睡眠不足や視力への影響など健康被害が出る

写真・動画をネット上に掲載してトラブル!

  • 動画を無断でダウンロードやアップロードし、著作権法違反になる
  • おもしろ半分で友達の下着姿や裸などの写真・動画を撮影。SNSのグループで共有し、いじめや児童ポルノ法違反になる
  • 安易な投稿により、個人情報が流出し、ストーカー被害に遭う

その他

  • 自転車に乗りながら、スマートフォンを操作し、交通事故に遭う(被害者・加害者)
  • 有害サイトにアクセス、ワンクリックで利用登録し、利用料金を請求される

※その他の事例など、詳細は「インターネットトラブル事例集」(総務省)(外部リンク)をご覧ください。

子どもたちのためにして欲しいこと

1.メリット・デメリットを知り、使い方に合わせて管理

  • インターネットは、調べものやコミュニケーションツールなどとして便利なものです。子どもの成長に合わせて正しい使い方や危険性などを教えてあげましょう。
  • セルフコントロールができないうちは、ペアレンタルコントロール(保護者による子どもの端末管理)をしましょう。
  • フィルタリングは効果的です。子どもが使用する端末には確実に設定し、安易に設定解除することは避けましょう。(※年齢等に合わせた設定ができます!)

2.ルール作り

  • 親子で話し合いながら、お互いが納得できるルールを作りましょう。
  • 発達段階に応じた内容にし、適宜、見直しましょう。

★小さなお子様をお持ちの方におすすめのサイト

「上手にネットと付き合おう!~安心・安全なインターネット利用ガイド~」未就学児童・未就学児童の保護者用(総務省)(外部リンク)

低年齢層のこどもの保護者向け普及啓発リーフレット「スマホ時代の子育て~悩める保護者のためのQ&A~(幼児・児童編)」(外部リンク)※未就学児童向けです

県の取組

◆ 講習会等の開催

デジタル時代の子ども健全育成講座

インターネット利用に関する有識者を講師にお招きし、青少年の健全育成に携わる方(保護者を含む)を対象として、青少年がインターネットを適正に利用するために必要な情報について講座を開催しています。

県政出前講座

県担当者が「子どもとインターネット~現状とトラブル防止対策」をテーマに講座を実施しています。対象者は、子ども、保護者、青少年の健全全育成に関わる方など、どなたでも結構です。

◆ 啓発資料の作成・配布

親子のホッとネット大作戦Next

お子さんを持つ保護者の方に知ってほしい子どものインターネットの利用に関することについてまとめたパンフレットです。

なくそう非行!

SNSやインターネットに潜む危険性や非行となる行為などを紹介した非行防止啓発チラシです。

◆ 青少年のインターネット利用環境づくりフォーラムin石川

令和4年度に、「1人1台端末時代のネット利用について考える」をテーマに、有識者の基調講演や、パネリストに児童・生徒を迎え、パネルディスカッションを行いました。このフォーラムは、こども家庭庁主催で毎年全国各地で開催します。

その他参考リンク集

お知らせ

「いしかわ子ども総合条例」の中の「子どもの携帯電話に関する規定」が、議員提案により一部改正(R4年10月3日)されました!

小中学生の携帯電話の所持規制(持たせないことで、その弊害を避ける)から「適切な使い方を十分理解して、賢く利用する」

<保護者の方へ>小中学生のお子さんにスマートフォン等を持たせる場合は、特にインターネット利用のメリット・デメリットをしっかりと理解させるとともに、フィルタリングの設定を確実に行い、適正に利用できるようにしてあげましょう!

 

お問い合わせ

所属課:少子化対策監室 子ども政策課

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1447

ファクス番号:076-225-1423

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