ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 議案説明要旨(平成24年第1回県議会定例会) - 平成24年2月27日 - > 議案説明要旨(平成25年第1回県議会定例会) - 平成25年2月25日 - 予算編成の基本方針について
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今回の予算編成にあたっては、こうした本県経済の状況、二年後に迫った北陸新幹線金沢開業、収支均衡のめどが立った財政状況を踏まえ、国補正予算を最大限に活用し、平成二十五年度当初予算と平成二十四年度補正予算を一体的に編成し、まずは、これまで削減を余儀なくされてきた公共投資を思い切って増額し、地域経済の回復の動きをしっかりと下支えしていくことといたしました。
具体的には、県民生活の安全・安心の向上を図るため、県下全域で、道路防災対策、インフラ老朽化対策、通学路の安全対策等を促進するとともに、広域交流基盤や農林水産業の生産基盤についても整備を促進してまいります。
また、二年後に迫った北陸新幹線金沢開業に向け、その効果を最大限に引き出し、県内全域に波及させていくため、来年度を開業PR戦略実行プランの「実行元年」と位置付け、首都圏からの戦略的な誘客の強化と受け地の魅力向上を車の両輪として積極的に取り組んでまいります。
さらに、社会経済情勢の変化を踏まえ、本県の成長戦略として新たな産業振興指針の策定に着手するほか、次世代産業の創造や県内企業の海外展開、新商品開発や販路開拓の支援など、地域経済を支える県内企業の競争力強化に取り組んでまいります。
加えて、東日本大震災を踏まえた防災対策の充実や県立中央病院の建て替えをはじめとする地域医療の確保、社会福祉施設整備の促進、再生可能エネルギー導入の推進など、県民生活の安全・安心を確保する施策についても、怠りなく実施することとしたところであります。
本日提案をいたしました平成二十五年度当初予算及び平成二十四年度補正予算は、以上申し述べた考え方を基本に、実質的な当初予算として一体的に編成したところであり、以下、その主な施策につきまして概要をご説明申し上げます。
以上
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