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|要配慮者利用施設に対する支援|
平成21年7月の中国・九州北部豪雨に伴う土砂災害により、山口県防府市(やまぐちけんほうふし)の特別養護老人ホームにおいて7人の尊い人命が失われたことを踏まえ、県では、要配慮者利用施設に対する土砂災害対策を強化しています。
土石流発生後の状況
土石流発生直後の様子
建物内部の状況
(撮影・提供:中国地方整備局)
施設管理者に対し、土砂災害の危険性や正しい避難行動の取り方などについて、説明会を実施しています。
施設において、的確かつ迅速な避難行動が取れるように、施設管理者や市町と共同で「避難支援ガイドライン」を作成し、施設に配付しています。
[記載内容]
など
「避難支援ガイドライン」の概要
「土砂災害相談カウンター」を各土木事務所や市町に設置し、土砂災害に関する相談に対応しています。
砂防・建築・防災に携わる県、市町職員をはじめ砂防ボランティア協会、学識経験者等で組織した「砂防サポート隊」が施設卯を訪問して土砂災害に対する安全対策をアドバイスしています。
砂防サポート隊のアドバイス状況
建物で危険性が高い箇所の補強を提案
施設内で避難する場合の危険性の低い所を提案
施設に被害を及ぼすおそれがある土砂災害警戒区域は、砂防堰堤等の土砂災害防止施設の整備を進めています。また、整備にあたっては、被害がおよぶ施設の被害の程度などを総合的に勘案し、優先度の高い箇所から順次、整備しています。
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