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更新日:2024年12月12日

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伊須流岐比古神社本殿及び拝殿

 伊須流岐比古神社本殿及び拝殿  (2棟)

本殿  承応2年(1653)  黒田太右衛門造  
拝殿  元禄14年(1701)  池上兵助・池上亦三郎・与三兵衛造
石動山区長  
鹿島郡中能登町石動山子乙-1・その他

 

伊須流岐比古神社本殿及び拝殿

県指定文化財  昭和42年10月2日指定

存の伊須流岐比古神社本殿は、承応2年(1653)から翌3年(1654)にかけて、加賀藩の手により、石動山頂の大御前(標高565メートル)に建てられた本社(大宮・客人宮)本殿であり、加賀藩御大工黒田太右衛門が工事を指揮した。桁行3間・梁行2間の身舎に、3間の向拝を付けた入母屋造り、平入り、銅板葺、千鳥破風付き、向拝に軒唐破風を加えている。もと柿葺であったのを、弘化3年(1846)に銅板に葺き替えしており、軒唐破風はこの時に付けられたようである。明治7年(1874)に山頂から現在地に移された。入母屋本殿は、石川県下で数少ない遺構の1つである。拝殿は、元禄14年(1701)に建てられ、もと神輿堂であったが、明治7年(1874)に本殿を移築した際、拝殿として転用したもので、梁行7間、桁行4間の大きな建造物。入母屋造り、平入り、銅板葺、装飾的なものをほとんどもたない。拝殿の前には、講堂跡の大きな礎石が並び、本殿の背後には五重塔跡や籠り堂跡、開山堂跡が残り、天正の焼失以前の石動山の姿がしのばれる。
昭和60年「石川の文化財」より

お問い合わせ

所属課:教育委員会文化財課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1841

ファクス番号:076-225-1843

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