文献の調査(18年度)
1 調査概要
横山家の文書調査では、関連資料の解読につとめ、金沢城代についての基礎的考察や横山家の役割についての検討を行い、 『金沢城代と横山家文書の研究』を刊行した。また、河北門関連資料の収集等に努めた。
2 主な成果
- 大阪城天守閣において、加賀藩関係文書の調査を行った。
- 龍谷大学において、最古の金沢町の町名に関する史料を調査した。
- 御大工山上家文書(京都国立博物館保管)の調査を行った。
- 静嘉堂文庫において、加賀八家奥村家(本家)の大工池上家文書の調査を行った。
- 永青文庫(熊本大学附属図書館寄託)の調査を行った。
解読した主な史料
A 金沢城代・横山家関係資料
- 「御用番方御城方御用之覚3 4 5 6 7 8 」(金沢市立玉川図書館 加越能文庫)
- 「横山隆平家蔵古文書等」(金沢市立玉川図書館 加越能文庫)
- 「横山山城守叙爵一巻」(横山隆昭氏)
- 「横山隆貴遺書」(横山隆昭氏)
- 「横山貴林書状」(横山隆昭氏)
- 「加賀藩主(前田重教・斉広・斉泰・慶寧)書状」(横山隆昭氏)
- 「御城方御親翰御加筆物写并御請且又被仰出之趣曁言上之類留帳書抜」(金沢市立玉川図書館 奥村文庫)
B 二ノ丸御殿関係質料
- 「南部祗知書取」(金沢市立玉川図書館 加越能文庫)
C 加賀藩政に関わるもの
- 「天明五年秋御改法大略之覚等秘書」(金沢市立玉川図書館 後藤文庫)
D その他
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