議案説明要旨（平成23年第5回県議会定例会） - 平成23年11月30日 - 県内企業及び県産品の販路開拓の支援について

◎ 県政の諸課題の進捗状況について

1.県内企業及び県産品の販路開拓の支援について

次に、その他の県政の諸課題につきまして、進捗状況等をご説明申し上げます。

まず、県内企業の販路開拓の支援についてでありますが、今月二十二日、茨城県土浦市の日立プラントテクノロジー(株)において技術提案型の展示・商談会を開催し、同社とその関連企業に対して、参加した県内企業三十五社が高度な技術力を積極的にアピールいたしました。さらに、八月の大阪に続き、一昨日には東京で受注開拓懇談会を開催し、県内企業六十八社が関東地区の大手発注メーカー二十七社に対して、優れた技術や商品を積極的にセールスしたところであり、私自身も確かな手応えを感じたところであります。

また、今月十八日には、これまで東京で開催していた県内繊維企業と大手アパレル企業の懇談会を県内で初めて開催いたしました。県内繊維企業と大手アパレル企業が共同開発した生地を用いた製品をコンテストショー形式で披露し、生地の用途や機能性、風合い等をよりわかりやすく訴えるとともに、大手アパレル企業の経営者のみならず商品企画責任者も招へいして県内繊維企業の工場を直接視察いただくなど、その技術力の高さを積極的にアピールしたところであります。来年度も引き続き県内で開催し、県内繊維企業の更なるビジネスチャンスの拡大に繋げてまいりたいと考えております。

今月十三日から十七日にかけて、世界的な食のイベント「Cook  It  Raw」がヨーロッパ以外で初めて本県で開催され、本県の魅力ある食材と伝統的工芸品の器等を世界的に著名なシェフの手で組み合わせることにより、石川の食文化の総合力を世界に向けて広くアピールいたしました。この機会を一過性のイベントに終わらせることのないよう、今後、関係機関とも連携して積極的な情報発信に努め、県産品の販路拡大と欧米をはじめとする海外からの誘客拡大に繋げてまいりたいと考えております。

 

以上

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