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更新日:2024年7月8日

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保護者向け「性暴力被害  相談・啓発リーフレット」

 作成の趣旨

保護者向けリーフレット表紙

  性暴力は、被害者の人権や尊厳を著しく侵害する断じて許されない行為です。

  性暴力被害は、10代や20代といった若年層からの被害相談が多く、心とからだに大きなダメージを受けているにもかかわらず、どこにも・誰にも相談できず一人で問題を抱え込み、悩み苦しんでいる実態があります。

  そのため、保護者や教員等、周囲の大人が未成年の被害に気づくことが重要であり、子どものサインを見逃さず被害を発見し、適切に相談につなげることを目的として、保護者向け「性暴力被害  相談・啓発リーフレット」を作成しました。

リーフレットの内容

  保護者向けのリーフレットには、

  • 「性暴力」とは
  • 被害を受けた子どもにみられる反応(心やからだの変化)
  • 被害を受けた子どものへの対応方法
  • 相談機関の連絡先

  などを記載しています。

  下記では「子どもの回復のために大人ができること」について、さらに詳しく解説しています。

子どもの回復のために大人にできること・被害にあった時の相談先

 被害を受けた子どもへの対応

  性暴力被害にあった子どもの回復には、子どもの気持ちに寄り添った大人のサポートが必要です。

  子どもが暗に被害を示したり、話したりしたときは、子どもの気持ちをよく聴いてあげてください。何よりも子どもが安心できることが何よりも大切です。

子どもは悪くありません

  • 被害を受けた子どもには何の落ち度もありません。
  • 子どもが被害を受けた事実を受け止め、話を聞いてあげてください。

子どもを責めないでください

  • 性暴力は、被害者が断りにくく逃げにくい状況で起こります。
  • 加害者は子どもの顔なじみであることも少なくありません。
  • 見知らぬ人であっても親切さを装って近づきます。

子どもの気持ちを丁寧に聴いてあげてください

  • 子どもの話をさえぎらず、穏やかに聴いてください。大人が動揺すると子どもは口をつぐんでしまいます。
  • 「何かちゃんとしたことを言わなければ」と焦ったり、「早く元気にさせなければ」と気負う必要はありません。
  • 「そんなことは忘れて、前向きに頑張ろう」と励ます必要もありません。
  • 大人側から、子どもの話を誘導しないことも大切です。
  • 「よく話してくれたね」と打ち明けてくれた勇気をほめてあげて、「あなたが悪いのではない」と伝えてください。
  • 子どもが安心して生活を送れるよう、心配事を聞いたり、頑張れたところをほめながら、その子のペースで回復していくのを見守ってください。

 相談機関に相談してください

  • 「誰にも子どもの被害を知られたくない」「子どもに早く忘れてほしい」と考えてしまうかもしれませんが、被害を受けた子どもにとって、簡単に忘れられるものではありません。
  • 大人もまた、子どもの被害を知って、ショックやストレスから具合が悪くなったり、人生が大きく変わってしまったと感じたりすることがあります。
  • 子どもの気持ちを思うと、自分のことのようにつらく感じ、被害を防げなかったことに自責感を持つこともあります。
  • 気持ちだけでなく、子どもの登下校や通院の付き添いといった日常生活のケアなどによる負担も少なくありません。

相談機関のサポートを受けながら、無理のないように子どもの回復を支えてください。 

※上記内容は、「子どもの性の健康研究会」(代表:野坂祐子)の作成資料を参考にしています。

 

パープルサポートいしかわでは、保護者や子どもの気持ちに寄り添い、サポートしていきます。

秘密は守ります。安心してご相談ください。

(相談は無料です)

clover1パープルサポートいしかわ(いしかわ性暴力被害者支援センター) clover1

 

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お問い合わせ

所属課:生活環境部女性活躍・県民協働課 

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1376

ファクス番号:076-225-1374

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