ここから本文です。
医療技術の進歩等により、NICUに長期入院し退院した後も、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な児童(医療的ケア児等)が増加しています。
国では、増加する医療的ケア児の支援体制の強化が必要と考え、平成28年6月に児童福祉法を改正し、自治体における、関係機関との連絡調整を行うための体制整備のため、 下記の取り組みが努力義務化されました。
・関係機関(保健、医療、障害福祉、保育、教育等)による協議の場の設置
・医療的ケア児等コーディネーターの養成(県)と配置(市町)
また、令和3年6月、「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が成立し、同年9月に施行されました。医療的ケア児の健やかな成長を図り、家族の離職防止等を図るため、国及び地方公共団体などの取り組みが責務化されました。
・医療的ケア児が在籍する保育所、学校などにおける支援
・医療的ケア児及び家族の日常生活における支援
・相談体制、情報共有、啓発活動の促進
・「医療的ケア児支援センター」の設置が可能
県では、令和4年度より、医療的ケア児とその家族、支援者からの各種相談を受け付け、地域における支援体制づくりを支援するため、「いしかわ医療的ケア児支援センター」を開設しました。
委託先 : 独立行政法人 国立病院機構 医王病院
住所 : 石川県金沢市岩出町ニ73-1
運営日 : 平日9時から17時(年末年始、祝日を除く)
連絡先 : 076-203-6090
メール : 303-icare.ishikawa@mail.hosp.go.jp
ウェブサイト : いしかわ医療的ケア児支援センター このこの(外部リンク)
いしかわ医療的ケア児支援センターリーフレット(PDF:1,378KB)
医療的ケア児等コーディネーター養成研修修了者在籍機関として公表に同意のあった機関をご紹介します。
医療的ケア児等コーディネーターは、地域におけるお子さん、ご家族に寄り添い、生活支援などのアドバイスを行います。
本県の医療的ケア児等コーディネーターの所属先(令和4年12月現在)(PDF:221KB)
児童発達支援・放課後等デイサービス(障害のある児童も利用可能な日中の通所事業所)のうち、医療的ケア児が受け入れ可能な公表に同意のあった事業所を掲載しています。
医療的ケア児等の受け入れが可能である指定短期入所事業所(ショートステイ)のうち、公表に同意のあった事業所を掲載しています。
県では、日常的に医療的ケアが必要な子どもとご家族が、停電や災害に備え、普段からの準備や災害時の対応手順、必要な医療処置の情報をまとめておくための「災害時あんしんファイル」を提供しています。
金沢市 金沢市医療的ケア児支援情報ポータルサイト いっしょに育とう♪(外部リンク)
国が実施する各種取り組みについては、下記リンクよりご確認ください。
厚生労働省ホームページ 「医療的ケア児等とその家族に対する支援施策」(外部リンク)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
同じ分類から探す