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「発達障害」は、身近にあるけれども、社会の中で十分に知られていない障害でした。
また、「発達障害」のある人は、特性に応じた支援を受けることができれば十分に力を発揮できる可能性がありますが、従来はその支援体制が十分ではありませんでした。
このような背景を踏まえ、発達障害については社会全体で理解して支援を行っていくために、平成17年4月に「発達障害者支援法」が施行となりました(平成28年8月改正法施行)。
発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。
※広汎性発達障害(PDD)は自閉スペクトラム症(ASD)、学習障害(LD)は限局性学習症(SLD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)は注意欠如・多動症(ADHD)と表記される場合があります。
発達障害者支援法の施行に伴い、県では平成17年に発達障害支援センターを開設しました。
発達障害児者の日常生活(行動やコミュニケーション等)について相談支援や発達支援、就労支援、普及啓発及び研修を行っています。
また、障害の特性とライフステージに合わせた支援を提供するために、医療、保健、福祉、教育及び労働等の各関係機関と連携を図っています。
困ったことや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
名称 | 石川県発達障害支援センター |
所在地 | 〒920-8201 石川県金沢市鞍月東2丁目6番地(石川県こころの健康センター内) |
TEL | 076-238-5557 |
FAX | 076-254-5533 |
hattatsu@pref.ishikawa.lg.jp | |
ホームページ | https://www.pref.ishikawa.lg.jp/fukusi/kokoro-home/hattatu/top.html |
法人 | 社会福祉法人つくしの会 |
名称 | 発達障害者支援センター パース |
所在地 | 〒920-3123 石川県金沢市福久東1-56 オフィスオーセド |
TEL |
076-257-5551 |
FAX | 076-257-1916 |
info@center-parh.com | |
ホームページ | http://center-path.com/(外部リンク) |
発達障害者地域支援マネジャーとは、発達障害の特性に応じた支援に係る専門的な知識と経験を有する者です。
本県では、各発達障害者支援センターに配置しており、自治体や事業所等での困難事例に対する助言、圏域の支援体制強化、医療機関との連携強化の推進を行っています。
ご相談を希望される場合は、各発達障害者支援センターへ直接お問合せください。
発達障害は、できるだけ早期に発見し、障害の特性に応じた支援を切れ目なく行うことが大切です。
保護者と医療・教育・福祉等の関係者が、お子さんの個性や特徴、それぞれの機関・施設で行われた支援等について情報共有し、一貫した支援を切れ目なく行い、健やかな育ちを支援するためのツールとして「ライフブック」を作成しました。
困ったことや気になることがあれば、発達障害者支援センターなどの専門機関やお近くの市町窓口等に相談することができます。
発達障害ナビポータルは、国が提供する発達障害に特化したポータルサイトとして、厚生労働省と文部科学省の協力のもと、国立障害者リハビリテーションセンター(発達障害情報・支援センター)と国立特別支援教育総合研究所(発達障害教育推進センター)が共同で運用しています。
発達障害のあるご本人・ご家族に向けた情報と、発達障害児者支援に関わる支援機関の方々に向けた情報を掲載しています。
発達障害のある方やご家族向けの情報発信の一環として、国立障害者リハビリテーションセンター(発達障害情報・支援センター)では、情報検索ツール「ココみて(KOKOMITE)」を開設しています。
ご本人やご家族ができるだけわかりやすく必要な情報にたどりつき、適切な支援につながることができるようにというコンセプトのもとに作成されています。
毎年「世界自閉症啓発デー」の4月2日から8日までは「発達障害啓発週間」です。
この日が2007年に国連で制定されて以降、自閉症やその他の発達障害に対する理解を進めるためのブルーライトアップ等の啓発活動が世界的な規模で展開されています。
国立リハビリテーションセンターが作成した被災地で発達障害児者に対応される方向けのリーフレットです。
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