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第二は、「人を惹きつける生涯居住の地域づくり」についてであります。
移住・定住の促進につきましては、本年度から「いしかわ就職・定住総合サポートセンター(ILAC)」を開設したところであり、アンテナショップに相談窓口を設けていた昨年度と比べ約六倍となる百七十八名の方の移住につながるなど着実に成果を上げております。こうした本県の取り組みが評価され、国の地域活性化に向けた人材確保を支援する事業への採択により、二年間で約四億円の財政支援を得られることとなり、UIターンのさらなる促進に向けた新たな支援策を講ずることといたしました。
具体的には、首都圏等からのUIターンにより、経営計画の立案や新商品開発などを担う高度専門人材を確保する企業に対して人件費の一部を助成するほか、ILACでの研修と県内企業での就業体験を組み合わせた移住就職支援プログラムを創設いたします。
これらに加えて、移住の際の経済的負担の軽減を図るため、引越や住居の賃貸・購入、自動車免許の取得などについて割引や特典を受けることができる「いしかわ移住パスポート制度(Iパス)」を創設することといたしました。
学生の県内就職の促進につきましては、インターンシップに向けた企業と学生とのマッチング交流会への出展企業数、学生の参加者数がともに昨年度と比べて大きく増加し、企業・学生双方のニーズが高いことから、交流会の規模を拡大することといたしました。また、学生の就職先の選定に当たっては、保護者の意向も大きく働くことから、新たに保護者向けに本県の魅力ある企業を紹介するセミナーを開催いたします。
今後とも、民間人材紹介会社やハローワークと連携し、本県の移住・就職先としての魅力を積極的にPRするとともに、利用者のニーズに応じたきめ細かな相談に努めることにより、人口の社会減対策に積極的に取り組んでまいります。
以上
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