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史跡名勝天然記念物(天然記念物)
77点(既指定分101点)
白山市白峰ハ130番地 白山市教育委員会白峰分室
石川県・白山市(共有)
(既指定分 白山市桑島区 白峰区)
国指定天然記念物「手取川流域の珪化木産地」の一部である、白山市桑島地内の「桑島化石壁」から産出した白亜紀前期(約1億3,000万年前)の化石については、日本で希有の種類も多く、世界的にも貴重であり、また、「桑島化石壁」が日本における地質学・古生物学研究の発祥地とされることから、平成8年4月9日に植物化石41種83点、恐竜化石4種6点など、合計101点を県指定天然記念物としている。
白山市道ダム1号線(旧白峰村道桑深線)の「桑島化石壁」を貫通するライントンネル建設工事の掘削岩石について、平成12年度から石川県と白山市が共同で設置した「桑島化石壁産出化石調査協議会」が動物化石を中心に化石調査を実施しており、これまでに27種約2,300点の脊椎動物化石などの化石を確認している。
今回、追加指定する77点は、同協議会の調査により発見された昆虫化石2点、脊椎動物化石75点であり、世界最古のヘビの祖先に近い「ドリコサウルス類」化石など、国内新発見の化石約10種を含む。
これらの化石は、当時の環境と生物進化を探るうえで、学術的に貴重であり、文化財的価値は高いため、天然記念物に追加指定し、その保存を図ることが必要である。
国指定天然記念物「手取川流域の珪化木産地」 昭和32年7月10日
県指定天然記念物「桑島化石壁産出化石」 平成8年4月9日
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