ホーム > 連絡先一覧 > 金沢城調査研究所 > 調査研究 > 金沢城編年史料等の編纂 > 金沢城編年史料(仮称)等の編纂(26年度)
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平成29 年度より刊行予定の『金沢城編年史料(仮称)』の年表編・本編(近世編・近代編)の編纂事業を進めるにあたり、県内外より加賀藩の文献史料や史料集編纂に精通した6名を金沢城編年史料編纂協力員に任命して(任期2年)金沢城編年史料編纂協力員会議を開催し、編集方針・調査方針等について協議や情報交換を行うとともに、史料調査等を行った。
・金沢市立玉川図書館の調査では、成瀬正敦(2500 石)や加藤三郎左衛門(400 石)など加賀藩主や世子の近習として仕えた藩士の記録を中心に概要把握につとめた。
・金沢市立玉川図書館以外では、石川県立図書館・前田土佐守家資料館などの県内機関、前田育徳会や国立公文書館、岩瀬文庫など県外の機関、さらには八家長家など個人所蔵の史料調査も進めた。
〔主な史料調査先〕
5月27日 長家文書(穴水町歴史民俗資料館保管)
6月17日 国立国会図書館・静嘉堂文庫
10月29日~30日 西尾市岩瀬文庫
1月27日~29日 国立公文書館・前田育徳会
※このほか石川県立図書館・金沢市立玉川図書館などで随時調査を行った。
・時代を追ってのほか、戸室石切丁場・三御門などテーマ別での入力作業を進め、基礎データの充実をはかった。
・金沢城代関連の史料のなかから「御用番方并御城方御用之覚」(全9冊、金沢市立玉川図書館加越能文庫)を全面的に翻刻し「奥村栄実御用番并御城方日記」と題して編集作業を進め、刊行した。
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