県議会の議案説明要旨 - 平成18年6月8日 - 4 県民の皆様方の安全・安心の確保について

◎  活気あふれる石川の創造について

4 県民の皆様方の安全・安心の確保について

第四の志は、県民の皆様方の安全と安心に万全を期すことであります。

県民の皆様方が安心して暮らし、安心して家庭を築き、生涯を過ごせるような社会を築くことは、行政の基本的な責務であり、全ての活力の源であります。

先日も、インドネシアで地震が発生し、多くの方が被害に遭われました。本県においては、これまでも自然災害への備えには万全を期しており、落橋防止や市町の避難所に指定されている県立学校等の体育館の耐震化、河川改修など、可能な限り前倒しでの対応を行っております。そのほか、食の安全・安心の確保、石綿対策、消費者問題、子どもの通学路の安全確保などについても、早急な対応に努めているところであります。

また、これからの超高齢社会においては、「健康寿命」を延ばし、元気なお年寄りを増やしていくことが、人口減少時代における活力や賑わいの維持にもつながります。健康長寿社会いしかわの実現に向け、「いしかわ健康フロンティア戦略」の推進や医師不足対策などに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

さらに、近年の人間活動の飛躍的増大は環境に大きな負荷を与え、地球規模での複雑多岐にわたる環境問題を発生させております。また、それらは、私たち一人ひとりの生活と密接に関わっております。多様性に富み、美しく豊かな自然環境や良好な生活環境を次の世代に引き継ぐことは我々の責務であり、こうした観点から、県民、NPO、事業者と行政の協働により、環境配慮型社会への移行を目指し、ふるさと環境条例及び環境総合計画に基づき、総合的な取り組みを行ってまいります。

 

以上

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