県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 平成十三年度決算について

◎  平成十三年度決算について

平成十三年度の決算は、先般も「財政のあらまし」の中で公表いたしましたが、実質収支九億円台前半の黒字で平成十四年度に引き継ぐことができる見込みであり、財政調整基金など三基金につきましても、予定していた取り崩しを全額とり止めることができたことから、平成十三年度末で約八百九十八億九千三百万円余の残高となっております。

二十一世紀という長い航海の先には、数多くの嵐が待ちかまえているかもしれません。しかし、我々は、共に協力し、力を出し合って、その一つひとつの荒波をくぐり抜け、石川県の将来への針路を切り拓いて行かねばなりません。海図なき時代にあってこそ、県民一人ひとりが協力しあい、先人たちが築き上げてきた本県の歴史と財産を更に磨き上げていくことが必要となります。議員各位の一層のご指導とご協力をお願いいたします。

以上、私の所感と提案いたしました諸議案についての概要を申し述べましたが、なにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議あらんことをお願いいたします。  

 

以上

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