ホーム > 県政情報・統計 > 知事のページ > 県議会の議案説明要旨 > 県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - > 県議会の議案説明要旨 - 平成14年6月11日 - 2-(3) 共に支え合う石川型健康福祉社会の構築について
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第三は、共に支え合う石川型健康福祉社会の構築についてであります。
まず、介護保険につきましては、引き続き制度を円滑に実施するとともに、特別養護老人ホームなど介護関連施設の整備に対し助成を行うこととしております。また、障害者施設も、本年三月に策定した「いしかわ障害者プラン2002」に基づき、重度身体障害者の授産施設等の整備に対し支援することとしておりますが、利用者が少なく施設の建設が進まない地域においても、在宅の知的障害者の方々がデイサービスを受けることができるよう、全国に先駆けて老人デイサービスセンターを共同利用するモデル事業を実施したいと考えております。
平成九年にバリアフリー条例を制定して以来、バリアフリー社会の実現のため、ソフト・ハード両面にわたり、これまで様々な施策を推進してきましたが、昨年度、高齢者・障害者の日常生活の動線を視点として、バリアフリー施策の総点検を実施したところであります。その結果、これまでの点の整備に加え、移動も考慮した面的整備を推進する部局横断型の「バリアフリーまちづくり総合支援対策」を、今年度から実施することといたしました。具体的には、市町村へのアドバイザーの派遣や、市町村が策定するまちづくり計画に位置づけられた病院、商店など民間の公益的建築物に対する改修費の助成、駅やバス停、高齢者向け賃貸住宅のバリアフリー化に対する支援を実施することとしております。さらには、県内のイベント開催時や旅館、ホテル等における高齢者・障害者の方々の受け入れに関し、マニュアルの作成や職員の研修についても取り組むことといたしました。
以上
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